精神保健福祉士 過去問
第26回(令和5年度)
問4 (人体の構造と機能及び疾病 問4)

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問題

精神保健福祉士試験 第26回(令和5年度) 問4(人体の構造と機能及び疾病 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

目の構造と病気に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 眼球の外層にある白目の部分は角膜である。
  • 白内障は水晶体が混濁してものが見えにくくなる。
  • 緑内障は眼圧が下がって視野障害を来す。
  • 加齢黄斑変性症では視力は保たれる。
  • 糖尿病性網膜症では失明は起こらない。

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この過去問の解説 (2件)

01

目の構造については、イラストなどで視覚的に記憶しておきましょう。また、主な目の病気について整理しておきましょう。

選択肢1. 眼球の外層にある白目の部分は角膜である。

白目は強膜といいます。

角膜は透明であり、いわゆる黒目の部分です。(色がついているのは角膜の後ろの虹彩で、日本人では黒く見えることが多いです。)

選択肢2. 白内障は水晶体が混濁してものが見えにくくなる。

白内障は水晶体が白濁する病気です。

選択肢3. 緑内障は眼圧が下がって視野障害を来す。

緑内障は眼圧の上昇によって視野障害を引き起こします。

選択肢4. 加齢黄斑変性症では視力は保たれる。

加齢黄斑変性症は、黄斑の錐体細胞の変性により視力が低下します。

選択肢5. 糖尿病性網膜症では失明は起こらない。

糖尿病性網膜症は糖尿病の三大合併症の一つで、中途失明の大きな原因となります。

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02

視覚障害の原因となる疾患や症状について、確認しておきましょう。

選択肢1. 眼球の外層にある白目の部分は角膜である。

不適切です。記述内容は、「強膜」を指しています。

選択肢2. 白内障は水晶体が混濁してものが見えにくくなる。

適切です。記述の通りです。

選択肢3. 緑内障は眼圧が下がって視野障害を来す。

不適切です。緑内障は、「下がって」ではなく「上がって」視覚障害を来します。

選択肢4. 加齢黄斑変性症では視力は保たれる。

不適切です。加齢黄斑変性症では、視力は低下します。

選択肢5. 糖尿病性網膜症では失明は起こらない。

不適切です。糖尿病性網膜症により、失明が起こることもあります。

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