1級土木施工管理技士 過去問
解説あり

試験最新情報

令和7年度(2025年) 第一次検定日
2025年7月6日(日)

試験日まで、17

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1級土木施工管理技術検定試験について

1級土木施工管理技術検定試験とは

建設業法27条の29に基づく国家試験です。

第一次検定…マークシート式で土木一般・法規などを広く出題します。

第二次検定…記述式で実務経験と課題解決力を問います。
2024年度から19歳以上なら実務経験ゼロでも第一次に挑戦できます。一次合格後に現場経験を積み、ゆっくり二次へ進む人も増えています。

1級土木施工管理技士の仕事内容

キーワードはQ・C・D・S(品質・原価・工程・安全)。主な業務は次の4つです。

施工計画の作成と資材・人員の手配

工程表を使った進捗管理

コンクリート・鉄筋などの品質確認

作業員と重機の安全管理

年収の目安は450〜700万円ですが、大規模工事や残業の有無で大きく変わります。事務所で図面を引き、直後に長靴で現場へ――このギャップに魅力を感じる人も多いです。

1級土木施工管理技士の役割

1級取得後の役割

合格すると監理技術者になれます。これは請負金額4,500万円以上(建築一式7,000万円以上)の元請工事に配置が義務づけられる現場の最高責任者です。

主任技術者と似ていますが、下請企業を指導・監督する権限が加わります。

1級土木施工管理技士になるには

取得までのステップ

ステップ内容
1. 第一次検定合格19歳以上で受検可。合格すると「土木施工管理技士補」になり、一次が永久免除になります。
2. 実務経験二次受検には5年以上の実務と特定工事の経験が必要です(一次合格後の期間もカウント)。
3. 第二次検定合格現場での課題・対策・成果を400〜600字で記述する問題が中心です。
4. 監理技術者講習合格後に講習を受け、監理技術者証が交付されます。

勉強方法

勉強時間と学習法

区分標準学習時間コツ
第一次300〜350時間過去問を8年分回すと出題傾向をつかめます。
第二次200〜250時間日頃の現場メモをまとめ、論文の材料にします。

 

1日90分なら約7か月で500時間。プロ野球の開幕からクライマックスシリーズまで、と考えると続けやすいです。

 

効率アップのヒント

得意科目に時間をかけ、苦手分野は配点を確認して割り切る。

昼に見た現場を夜にテキストで復習すると記憶に残りやすい。

休日は90分×3セットで模試→復習→ノート整理を繰り返す。

1級土木施工管理技士の関連資格

関連資格

資格特色
2級土木施工管理技士1級の登竜門。下請4,500万円未満の主任技術者になれます。
1級建築施工管理技士建築工事用の兄弟資格で、ビルや住宅が守備範囲です。
技術士〈建設部門〉設計・コンサル分野の最難関。公共工事の加点が大きいです。
RCCM民間のコンサル資格。施工と設計の両面を語れると強みになります。
コンクリート主任技士コンクリート品質のスペシャリスト。夏場の打設で頼られます。
1級建設機械施工技士重機選定と施工計画に強く、ダムや造成工事で重宝されます。

関連資格についてのまとめ

“資格ポートフォリオ”で現場もキャリアも多彩に

・施工管理ライン:2級 → 1級土木 → 各種1級系で守備範囲を広げる

・エンジニアリング深掘り:技術士・RCCMで“設計×マネジメント”両刀に

・品質&機械専門:コンクリート主任技士や建設機械施工技士で尖った武器をプラス

現場事務所に資格証がずらりと並ぶと“技術のショーケース”のようで壮観です。あなたのキャリア棚にも、好きなテイストの資格をコレクションしてみてはいかがでしょうか?

試験の概要

試験概要

項目内容
試験会場13地区(札幌・釧路・青森・仙台・東京・新潟・名古屋・大阪・岡山・広島・高松・福岡・那覇)
試験日第一次 2025年7月6日、第二次 2025年10月5日
出題方式第一次 四肢択一101問中70問解答、第二次 記述9問中7問
合格基準各検定とも60%以上
手数料第一次・第二次とも各12,000円(非課税)
申込方法インターネット+必要書類郵送(再受検はネットのみ)
受付期間2025年3月21日〜4月4日(郵送は4月8日消印有効)
受験票発送第一次 6月16日、第二次 9月12日
合格発表第一次 8月14日、第二次 2026年1月9日
免除制度一次合格者技術士(建設部門等)合格者は一次免除で二次へ直行

合格後の手続き

区分取得証明手続き
一次合格土木施工管理技士補証建設業技術者センターへ申請。手数料約1,500円、電子申請なら10日ほどで到着。
二次合格土木施工管理技士証明書合格時に交付。紛失時は地方整備局で再発行(約1か月)。

試験についてのまとめ

「101 問って多すぎ!」と思ったら、選択解答なので 実際にマークするのは 70 問。苦手分野は“安全第一でスルー”も戦略です。

試験日は 7 月第 1 日曜(一次)・10 月第 1 日曜(二次)が定番。

・申込は春休みの 2 週間だけ。カレンダーに赤丸必須。

一次は 四択 × 101 問、二次は 現場経験を語る記述式

・一次合格=免除+技士補。将来の二次挑戦も“貯金”できます。

合格情報

合格基準

第一次検定(学科)…総得点の 60 %以上。今年度の出題見直し後も基準は不変です。

第二次検定(実地)…記述問題を含む総得点の 60 %以上。一次と同日に併願した場合、一次が基準に届かなければ二次は採点されません。

免状(合格証明書)の交付

区分取得できる称号・証明申請窓口と流れ

第一次検定

合格

1級土木施工管理技士補
(令和3年度以降に創設)

合格通知に同封の申請書を 建設業技術者センターへ提出。

手数料は1,500円程度。

電子申請なら交付まで約10日。

第二次検定

合格

1級土木施工管理技士

合格者全員に国土交通大臣名の「第二次検定合格証明書」が交付されます。

紛失・書換が必要な場合は各地方整備局で再交付申請(1か月弱)。

現場では「技士証」をパスケースに入れている人が多いのですが、雨の日は曇って見えないのでラミネート加工派もちらほら…。

合格率の推移

年度第一次第二次
202444.4%41.2%
202349.5%33.2%
202254.6%28.7%
202160.6%36.6%
202060.1%31.0%
201954.7%45.3%
201856.5%34.5%
201766.2%30.0%
201655.0%36.7%
201554.6%37.3%

 

一次はオンライン学習の普及で近年やや上昇、二次は30〜40%台で推移しています。

合格情報のまとめ

60%得点が合格のカギ。一次は知識、二次は経験重視です。

一次合格で「技士補」、二次合格で「技士」へステップアップできます。

合格後は現場の最高責任者監理技術者として大型工事を指揮します。

関連資格を組み合わせるとキャリアの幅が大きく広がります。

コーヒーで一息つきながら、あなたのキャリア地図にこの資格を描いてみてください。