給水装置工事主任技術者 過去問
平成30年度(2018年)
問48 (給水装置の概要 問48)

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問題

給水装置工事主任技術者試験 平成30年度(2018年) 問48(給水装置の概要 問48) (訂正依頼・報告はこちら)

水道メーターに関する次の記述の正誤の組み合わせのうち、適当なものはどれか

ア  接線流羽根車式水道メーターは、計量室内に設置された羽根車に噴射水流を当て、羽根車を回転させて通過水量を積算表示する構造である。
イ  軸流羽根車式水道メーターは、管状の器内に設置された流れに垂直な軸をもつ螺旋状の羽根車を回転させて、積算計量する構造である。
ウ  たて形軸流羽根車式水道メーターは、メーターケースに流入した水流が整流器を通って、垂直に設置された螺旋状羽根車に沿って上方から下方に流れ、羽根車を回転させる構造である。
エ  電磁式水道メーターは、給水管と同じ呼び径の直管で機械的可動部がないため耐久性に優れ、小流量から大流量まで広範囲な計測に適している。
  • ア:誤  イ:正  ウ:正  エ:誤
  • ア:誤  イ:正  ウ:誤  エ:正
  • ア:正  イ:誤  ウ:正  エ:誤
  • ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正

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この過去問の解説 (2件)

01

【解答:4】

ア、エ:適当。記述のとおり。

イ:不適当。
軸流羽根車式水道メーターは、流水の速度から間接的に流量を測定する方式のメーターです。
一般に管状の器内に設置された流れに『平行』な軸を持つため、選択肢中の垂直ではありません。

ウ:不適当。
たて形軸流羽根車式水道メーターは、メーターケースに流入した水流が整流器を通って、垂直に設置された螺旋状羽根車に沿って『下方から上方』に流れ、羽根車を回転させる構造です。

したがって、答えは【4】になります。

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02

正しい組み合わせを選ぶ問題です。

 

選択肢4. ア:正  イ:誤  ウ:誤  エ:正

ア:適当

接線流羽根車式は、計量室に設置された羽根車に対して、接線方向から噴射された水流を当てて羽根車を回転させる構造で、通過水量を計量します。

 

イ:不適当

軸流羽根車式水道メーターは、管状の器内に設置された流れに垂直な軸をもつ螺旋状の羽根車を回転させて、積算計量する構造である。」
正しくは、流れに平行な軸をもつ羽根車です。
軸流羽根車式水道メーターは、流れに沿って配置された羽根車を使って流量を計測するタイプのメーターです。

 

ウ:不適当

たて形軸流羽根車式水道メーターは、メーターケースに流入した水流が整流器を通って、垂直に設置された螺旋状羽根車に沿って上方から下方に流れ、羽根車を回転させる構造である。」

正しくは、下方から上方に水が流れる構造です。
流入した水が整流器を通り、流れがまっすぐに整えられた水が垂直に立った羽根車に当たり回転します。

 

エ:適当

電磁式水道メーターは、ファラデーの電磁誘導の法則を利用しており、機械的可動部がないため摩耗が少なく耐久性があるため、広範囲な流量に対応できます。

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