2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)前期
問12 (2 問8)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)前期 問12(2 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

コンクリートに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • コンクリートの引張強度は、圧縮強度に比べて著しく小さい。
  • 単位水量が多くなると、コンクリートの乾燥収縮が大きくなる。
  • コンクリートは、長時間火熱を受けても圧縮強度は変わらない。
  • コンクリートの線膨張係数は、常温では、鉄筋の線膨張係数とほぼ等しい。

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この過去問の解説 (1件)

01

コンクリートに関する問題です。

選択肢1. コンクリートの引張強度は、圧縮強度に比べて著しく小さい。

正しい記述です。

 

キーワード: 引張強度、圧縮強度

説明: コンクリートは圧縮には強いが、引張には非常に弱く、引張強度は圧縮強度の約1/10です。

選択肢2. 単位水量が多くなると、コンクリートの乾燥収縮が大きくなる。

正しい記述です。

 

キーワード: 単位水量、乾燥収縮

説明: 単位水量が多くなると、水が蒸発する量も多くなるため、乾燥収縮が大きくなります。

選択肢3. コンクリートは、長時間火熱を受けても圧縮強度は変わらない。

誤った記述です。

 

キーワード: 火熱、圧縮強度低下

説明: コンクリートは火熱を受けると内部の水分が蒸発し、コンクリートが劣化して圧縮強度が低下します。

特に高温(300℃以上)での曝露では著しい強度低下が生じます。

選択肢4. コンクリートの線膨張係数は、常温では、鉄筋の線膨張係数とほぼ等しい。

正しい記述です。

 

キーワード: 線膨張係数、常温、鉄筋

説明: コンクリートと鉄筋の線膨張係数は、常温においてはほぼ等しく、温度変化によるひずみ差が小さいため、構造物における温度変形の影響が少なくなります。

まとめ

コンクリート材料の特性について覚えましょう!

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