2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)後期
問24 (3 問24)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)後期 問24(3 問24) (訂正依頼・報告はこちら)

給湯機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 元止め式のガス瞬間湯沸器は、湯沸器の操作で給湯するもので、給湯配管ができないものである。
  • 貯湯式電気温水器の先止め式には、逃し弁及び給水供給側に減圧逆止弁が必要である。
  • 密閉式ガス湯沸器は、燃焼空気を室内からとり、燃焼ガスを屋外に排出する機器である。
  • 潜熱回収型ガス給湯器には、潜熱回収時の凝縮水を中和処理する装置が組み込まれている。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.設問の通りです。

2.設問の通りです。

3.不適切です。
 密閉式ガス湯沸器は、燃焼空気を屋外から取り、燃焼ガスを屋外に排出します。
 設問文の排出方法は、半密閉式ガス湯沸器になります。

4.設問の通りです。

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02

給湯機器に関する問題です。

選択肢1. 元止め式のガス瞬間湯沸器は、湯沸器の操作で給湯するもので、給湯配管ができないものである。

問題文内容の通りです

 

ガス瞬間湯沸かし器は、貯湯器を持たず、使用するだけの水を湯沸し器を通過させ、その間に所定の湯温に加熱し吐水する湯沸し器です。

元止め式湯沸し器は、ガス消費量の少ない小型瞬間湯沸器で、湯沸器の給水側(入口側)の水栓の操作で、給湯する方式で、給湯器以外の湯栓には給湯できません。

従って、元止め式のガス瞬間湯沸器は、給湯配管ができません

選択肢2. 貯湯式電気温水器の先止め式には、逃し弁及び給水供給側に減圧逆止弁が必要である。

問題文内容の通りです

 

先止め式湯沸器は、湯沸器の出口側の湯栓操作で給湯する方式で、給湯配管が可能です。

貯湯式電気温水器は、簡易ボイラー(温水ボイラー)に当たり、圧力を0.1MPa以下に維持する必要があり、給水供給には減圧弁と逆流防止の逆止弁が必要です。

また、貯湯タンクには、安全弁もしくは逃し弁の設置が義務付けられています。

選択肢3. 密閉式ガス湯沸器は、燃焼空気を室内からとり、燃焼ガスを屋外に排出する機器である。

密閉式ガス湯沸器は、燃焼空気を屋外からとり、燃焼ガスを屋外に排出する機器である

 

ガス湯沸器の密閉式は、屋内空気とは隔離された燃焼室内で、屋外から取り入れた空気で燃焼し、屋外に燃焼排ガスを排出する方式です。

選択肢4. 潜熱回収型ガス給湯器には、潜熱回収時の凝縮水を中和処理する装置が組み込まれている。

問題文内容の通りです

 

潜熱回収型湯沸器は、給湯器の排気ガス中の熱(潜熱)を、二次熱交換機で有効に回収して活用し、排気温度を下げた高効率型の湯沸器です。

また、給水は二次熱交換器で温められてから、一次熱交換器でさらに加熱されます。

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