2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)後期
問22 (2 問22)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)後期 問22(2 問22) (訂正依頼・報告はこちら)

液化石油ガス(LPG)設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • LPGの充てん容器の設置の際は、容器が常に50°C以下に保たれる措置を講じる。
  • LPGのガス漏れ警報器には検査合格表示が付され、その有効期間は5年である。
  • LPGは、本来、無色・無臭のガスであるが、ガス漏れを感知できるように臭いがつけられている。
  • 「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」による特定液化石油ガス器具等には、技術上の基準に適合しているとしてPSマークが付されている。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.充てん容器等は、常に温度40度以下に保つことと規定されているため、不適切です。

2.設問の通りです。

3.設問の通りです。

4.設問の通りです。

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02

液化石油ガス(LPG)設備に関する問題です。

選択肢1. LPGの充てん容器の設置の際は、容器が常に50°C以下に保たれる措置を講じる。

LPGの充てん容器の設置の際は、容器が常に40°C以下に保たれる措置を講じる

 

「液化石油ガス保安規則第6条(第一種製造設備に係る技術上の基準)」

第2項第7号

【 容器置場と充塡容器や残ガス容器は、次を基準として設置します。

イ 充塡容器は、充塡容器と残ガス容器に区分して容器置場に置きます。

ロ 容器置場には、計量器等作業に必要な物以外の物を置かないようにします。

ハ 容器置場の周囲 2 m以内では、火気使用厳禁、引火性・発火性の物を置かない。

ニ 充塡容器は、常に温度 40℃以下に保ちます

ホ 内容積が 5 リットル以下を除き、充塡容器は、転落・転倒で衝撃やバルブ損傷防止の措置を講じます。また、丁寧に取り扱います。 】

 

なお、充塡容器は、常に温度 40℃以下に保つことは、液石法など他の法規でも規定されています。

選択肢2. LPGのガス漏れ警報器には検査合格表示が付され、その有効期間は5年である。

問題文内容の通りです

 

ガス漏れ警報器が、ガス漏れを検知するセンサーの正常動作保証期間は、5年です。

そのため、検査合格表示には、有効期間5年と表示されます。

選択肢3. LPGは、本来、無色・無臭のガスであるが、ガス漏れを感知できるように臭いがつけられている。

問題文内容の通りです

 

LPガスが漏れると低い場所に滞留し、ガス漏れに気付かないと事故の原因となります。

LPガスは、無臭・無色のガスであるため、漏れたガスを検知できるように、ガスには臭いを付けています。

選択肢4. 「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」による特定液化石油ガス器具等には、技術上の基準に適合しているとしてPSマークが付されている。

問題文内容の通りです

 

特定液化石油ガス器具は、認定検査機関で適合性検査がなされ、基準に合格したときは、PSマークが表示され、認証有効期間は5年です。

マークは、ひし形中央に「PS  LPG」と表示されます。

 

なお、ガス事業法の特定ガス用品は、同じくPSマークが表示され、「PS  TG」と表示されます。

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