2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)後期
問14 (2 問14)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)後期 問14(2 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

換気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 排気ダクトの途中に送風機を設ける場合、送風機は、吸込側のダクトが短く、吐出側のダクトが長くなる位置に設置する。
  • 開放式燃焼器具を設けた台所において機械換気を行う場合、所定の排気フードを設けることにより換気量を低減することができる。
  • 自然換気は、室内外温度差による浮力と外界の自然風によって生じる圧力を利用した換気方式である。
  • 第一種機械換気方式は、換気対象室内の圧力を正圧・負圧のいずれにも制御することができる。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.不適切です。
 排気ダクト中の送風機は、ダクト末端に設け
 吐出側のダクトはできるだけ短くします。

2.設問の通りです。
 ①換気上有効な換気扇のみで排気する場合
  V≧40KQ
 ②換気上有効な換気フードで排気する場合
  V≧30KQ(排気フードⅠ型)
  V≧20KQ(排気フードⅡ型)
 ③煙突を設ける場合
  V≧2KQ

3.設問の通りです。

4.設問の通りです。
 第一種機械換気方式は給気側と排気側の両側に送風機を設けるため
 給排気量を自由にコントロールすることができます。

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02

換気に関する問題です。

選択肢1. 排気ダクトの途中に送風機を設ける場合、送風機は、吸込側のダクトが短く、吐出側のダクトが長くなる位置に設置する。

排気ダクトの途中に送風機を設ける場合、送風機は、吸込側のダクトが長く、吐出側のダクトは短くなるべく末端となる位置に設置する

 

・排気がダクトの途中で漏れて、他の室などで衛生上の支障が出ないためには、排風機はなるべくダクト系の末端に設置し、ダクト内を負圧として漏れないようにします。

・排気用の吐出ダクトは、できるだけ短くし、居室を通さないようにします。

・外気取り入れ口は、排気口とできるだけ離した位置に設けます。

選択肢2. 開放式燃焼器具を設けた台所において機械換気を行う場合、所定の排気フードを設けることにより換気量を低減することができる。

問題文内容の通りです

 

室内の空気汚染の発生源が、局所的に限定されるときには、局所換気を行います。

局所換気には、排気フードを用い、できるだけ少量の排気量で、換気効果を最大化します。

設置に当たっては、汚染源の位置を把握し、フードの吸込気流と汚染ガスの流動方向を一致させて、フードが汚染気流に有効に集中する形状を取ります。

選択肢3. 自然換気は、室内外温度差による浮力と外界の自然風によって生じる圧力を利用した換気方式である。

問題文内容の通りです

 

自然換気は、室内外の温度差による浮力と、排気筒頂部に当たる風の吸引力によって、換気されます。

建築基準法では、自然換気設備について、基準・構造を示しています。

(建築基準法施行令第129条の2の5)

選択肢4. 第一種機械換気方式は、換気対象室内の圧力を正圧・負圧のいずれにも制御することができる。

問題文内容の通りです

 

第一種機械換気方式は、給気側、排気側いずれにも専用の送風機を設け、室内静圧は任意で、室内の気流分布や圧力の制御が容易にできます。

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