2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)前期
問38 (4 問38)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)前期 問38(4 問38) (訂正依頼・報告はこちら)

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 浴室の排気に長方形ダクトを使用する場合は、ダクトの継目が下面にならないように取り付ける。
  • 共板フランジ工法ダクトの最大つり支持間隔は、アングルフランジ工法ダクトより短い。
  • 防火ダンパーの温度ヒューズの溶融温度は、一般排気系統及び厨房排気系統ともに72℃とする。
  • 風量調整ダンパーは、原則として、気流の整流されたところに取り付ける。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3
 
問題.3  適当でない。防火ダンパーの温度ヒューズの溶融温度は、一般排気系統及び厨房排気系統ともに72℃とする。⇒ 防火ダンパーの温度ヒューズの作動温度は、一般排気系統は72 ℃、厨房排気系統は120℃です。

問題.1  設問は正しい

問題.2  設問は正しい

問題.4  設問は正しい

解説として、防火ダンパーの温度ヒューズの溶融温度の問題は頻出です。一般的な排気系統:72℃
厨房設備などの火気使用室:120℃と覚えましょう。

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02

ダクト及びダクト付属品の施工に関する問題です。

選択肢1. 浴室の排気に長方形ダクトを使用する場合は、ダクトの継目が下面にならないように取り付ける。

問題文内容の通りです

 

厨房や浴室のような多湿箇所では、内部に凝縮水や油が生じるダクトの継目は、水や油が落ちないように、できるだけダクトの下面とならないようにします。

また、継目や継手外側から、シール材でシールを施します。

選択肢2. 共板フランジ工法ダクトの最大つり支持間隔は、アングルフランジ工法ダクトより短い。

問題文内容の通りです

 

アングルフランジ工法の横走りダクトの吊り間隔は、3640 mm以下とし、アングルフランジ工法の横走りダクトの吊り間隔は、3000 mm以下とします。

中央と各階機械室では、450 mm以下の横走りダクト(アングルフランジ工法)の吊り間隔は、2000 mm以下とします。

選択肢3. 防火ダンパーの温度ヒューズの溶融温度は、一般排気系統及び厨房排気系統ともに72℃とする。

防火ダンパーの温度ヒューズの溶融温度は、一般排気系統は72℃、厨房排気系統は120℃とする

 

防火ダンパーの温度ヒューズ作動温度は次の通りです。

排煙ダクト:280℃

厨房排気系:120℃

他一般的  :72℃

選択肢4. 風量調整ダンパーは、原則として、気流の整流されたところに取り付ける。

問題文内容の通りです

 

風量調整ダンパーは、気流が整流されたところに設置します。

ダクト幅の8倍以上の直線部の後の整流部に設けると、正確な調整ができます。

直線部が設けられない場合は、エルボ部にガイドベーンを設置します。

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