2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)前期
問39 (4 問39)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)前期 問39(4 問39) (訂正依頼・報告はこちら)

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 横走りのダクトには、形鋼による振れ止めを行う。
  • 外壁ガラリに接続するチャンバーは、浸入した雨水を排除できるように勾配を設ける。
  • 吹出し口を配置する際は、煙感知器と近接しないよう離隔距離を確保する。
  • 共板フランジ工法ダクトの接続は、フランジ押え金具のみで行い、ボルト・ナットを使用しない。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は4
 
問題.4  適当でない。 共板フランジ工法ダクトの接続は、フランジ押え金具のみで行い、ボルト・ナットを使用しない。⇒使用するが正解。

⇒正しくは、共板フランジ工法ダクトのフランジは、四隅のボルト・ナットと専用のフランジ押え金具で接続するので、ボルト・ナットを使用する。

問題.1  設問は正しい

問題.2  設問は正しい

問題.3  設問は正しい

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02

ダクト及びダクト付属品の施工に関する問題です。

選択肢1. 横走りのダクトには、形鋼による振れ止めを行う。

問題文内容の通りです

 

横走りダクトは、機器の振動による力を押さえるために、形鋼振れ止め支持を行います。

吊り金物の形鋼の長さは、接合用フランジの横幅と同一寸法とします。

選択肢2. 外壁ガラリに接続するチャンバーは、浸入した雨水を排除できるように勾配を設ける。

問題文内容の通りです

 

空調設備の外気取込み口に、雨水浸入防止のために、横格子のガラリを取付けますが、外壁に設置するガラリの留意点は次の点です。

ガラリにチャンバを取付けるとき、浸入した雨水が、自然に外部排出できるように、勾配を付けます

・ガラリにチャンバを取付けるとき、点検口を設けます。

選択肢3. 吹出し口を配置する際は、煙感知器と近接しないよう離隔距離を確保する。

問題文内容の通りです

 

「消防法施行規則第23条(自動火災報知設備の感知器等)」

第4項第8号

感知器は、差動式分布型及・光電式分離型・炎感知器以外のものは、換気口などの空気吹出し口から 1.5 m以上離れた位置に設けます。 】

選択肢4. 共板フランジ工法ダクトの接続は、フランジ押え金具のみで行い、ボルト・ナットを使用しない。

共板フランジ工法ダクトの接続は、フランジ押え金具とコーナー金具及び4隅にボルト・ナットを使用する

 

共板フランジ工法は、ダクトの端部を折り曲げ成形した共板フランジを、コーナー金具・フランジ押さえ金具・4隅のボルト・ナットで接続する工法です。

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