管理栄養士 過去問
第39回
問119 (午後の部 問22)
問題文
糖尿病治療薬とその主作用に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士試験 第39回 問119(午後の部 問22) (訂正依頼・報告はこちら)
糖尿病治療薬とその主作用に関する記述である。誤っているのはどれか。1つ選べ。
- α−グルコシダーゼ阻害薬は、二糖類の分解を抑制する。
- SGLT2阻害薬は、尿細管での糖再吸収を抑制する。
- ビグアナイド薬は、肝臓での糖新生を抑制する。
- GLP−1受容体作動薬は、インクレチン分解を抑制する。
- スルホニル尿素(SU)薬は、インスリン分泌を促進する。
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この過去問の解説 (1件)
01
糖尿病治療薬の種類とその作用機序を理解することは、低血糖や高血糖を防ぐための効果的な栄養指導を実施するために大いに役立ちます。特に低血糖を引き起こしやすい薬剤を内服している場合は栄養管理に注意が必要なため、必ずチェックする必要性があります。
正解です。
α-グルコシダーゼ阻害薬は、二糖類の分解を抑制します。これによって小腸での糖の消化・吸収が抑制され、血糖上昇を防ぎます。
正解です。
SGLT2阻害薬は、尿細管における糖の再吸収を抑制することで、血糖上昇を防ぎます。
正解です。
ビグアナイト薬は、肝臓での糖新生を抑制することで、血糖上昇を防ぎます。
誤りです。
GLP-1に似た作用を持ち、血糖順応性に膵臓からのインスリン分泌を促します。
SU薬やインスリンとの併用時は低血糖リスクあり、注意が必要です。
正解です。
スルホニル尿素薬(SU薬)は膵臓からのインスリン分泌を促進します。
副作用に低血糖、体重減少があるため、栄養管理に注意が必要な薬剤です。
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