2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問50 (5 問8)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問50(5 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

情報通信設備における屋内配線に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • IP電話機の配線に、UTPケーブルを使用した。
  • 非常放送設備の遠隔操作器の配線に、耐熱ケーブル(HP)を使用した。
  • 保守用インターホン設備の配線に、警報用ポリエチレン絶縁ケーブル(AE)を使用した。
  • 構内情報通信網設備(LAN)の配線に、着色識別ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(FCPEV)を使用した。

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この過去問の解説 (1件)

01

情報通信設備の屋内配線に使うケーブルについて、それぞれの選択肢が適切かどうか確認します。

選択肢1. IP電話機の配線に、UTPケーブルを使用した。

IP電話機はLANケーブルで接続します。

UTPケーブルはLAN用のケーブルなので、これは適切です。

選択肢2. 非常放送設備の遠隔操作器の配線に、耐熱ケーブル(HP)を使用した。

非常放送設備は火災時でも動くよう、耐熱性の高いケーブルを使うので、これは適切です。

選択肢3. 保守用インターホン設備の配線に、警報用ポリエチレン絶縁ケーブル(AE)を使用した。

保守用インターホン設備は通話などの簡単な通信に使われるため、AEケーブルを使うことは適切です。

選択肢4. 構内情報通信網設備(LAN)の配線に、着色識別ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(FCPEV)を使用した。

LANの配線には通信速度や性能が重要なので、専用のUTPケーブルなどを使います。

FCPEVは主に電話やインターホン、警報用に使われるケーブルであり、LAN配線には適切ではありません。

まとめ

以上より、最も合っていない記述は、構内情報通信網設備(LAN)の配線に、着色識別ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(FCPEV)を使用したという記述です。

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