2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問34 (3 問3)
問題文
鉄道線路の軌道構造に関する記述として、「日本産業規格(JIS)」上、不適当なものはどれか。
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問題
2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)前期 問34(3 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
鉄道線路の軌道構造に関する記述として、「日本産業規格(JIS)」上、不適当なものはどれか。
- 路盤とは、軌道を支えるための構造物のことをいう。
- 施工基面とは、まくらぎ端から道床法肩までの距離のことをいう。
- スラブ軌道とは、コンクリートのスラブを用いた軌道のことをいう。
- 道床とは、レール又はまくらぎを支持し、荷重を路盤に分布する軌道の部分のことをいう。
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この過去問の解説 (2件)
01
日本産業規格(JIS)の内容の理解を問う問題です。
路盤とは、道路や鉄道の表層や基層の下にある石や砂を敷き詰めた層で、道路の基盤となる部分を指します。
誤った内容です。
施工基面とは、軌道中心から表層路盤の方までの水平距離を指します。
まくらぎ端から道床法肩までの距離のことではありません。
正しい内容です。
スラブとは、鉄筋コンクリートで作られた構造床を指します。
正しい内容です。
道床とは、鉄道などの軌道で、枕木の下に入れる砂や砂利などの層を指します。
列車荷重の分散、排水、振動吸収等の機能を果たします。
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02
この問題は、鉄道の線路構造に関する用語や構成部材の意味を「日本産業規格(JIS)」に基づいて正しく理解しているかを問うものです。
正しい記述です。
路盤は、軌道の下に位置し、道床や列車の荷重を地盤に安定して伝えるための構造層です。
軌道構造全体を支える基本部分です。
不適当な記述です。
施工基面は、線路工事において施工の基準となる面(道床底面)を示す用語であり、まくらぎ端から道床法肩までの距離を示す言葉ではありません。
この問題は、不適当なものを選ぶ問題なので、この選択肢が正解です。
正しい記述です。
スラブ軌道は、バラスト(砕石)を使わず、コンクリート構造でレールを固定する構造で、耐久性と保守性に優れています。都市部やトンネル内などで多く用いられます。
正しい記述です。
道床(バラスト)は、まくらぎを安定させ、列車からの荷重を受けて均等に路盤へ伝えるクッションの役割を果たしています。
「施工基面」の定義が誤って説明されており、距離を表す言葉ではなく、施工上の基準面を指す用語です。他の選択肢はJISの定義と一致しています。
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