2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問32 (3 問1)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)前期 問32(3 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

掘削工事に使用するバックホウに関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • 硬い土質の掘削ができる。
  • 掘削位置が正確に把握できる。
  • 基礎の掘削や溝掘りに適している。
  • 機械の位置よりも高い場所の掘削に適している。

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は、バックホウ(油圧ショベル)の特徴や使い方について理解しているかを問う内容です。特に掘削方向や作業対象に合っているかがポイントになります。

選択肢1. 硬い土質の掘削ができる。

適切な記述です。
バックホウは強力な油圧を使って動くため、粘土質や固い地盤でも掘削が可能です。

アタッチメントを変えることで岩やコンクリートの破砕も行えます。

選択肢2. 掘削位置が正確に把握できる。

適切な記述です。
操縦席からブーム(アーム)の動きが見やすく、作業位置を視認しながら操作できるため、正確な掘削が可能です。

選択肢3. 基礎の掘削や溝掘りに適している。

適切な記述です。
バックホウは機械本体より下の地面を掘るのが得意な構造で、基礎工事や排水溝、配管用の溝などの作業によく使われます。

選択肢4. 機械の位置よりも高い場所の掘削に適している。

不適切な記述です。
バックホウは機械の下方向に向かって掘る構造になっているため、自分より高い場所の掘削には不向きです。
高所の掘削にはローディングショベルなど、前方上向きに作業できる機械の方が適しています。

この問題は、最も不適当なものを選ぶ問題なので、この選択肢が正解です。

まとめ

バックホウは下方向の掘削が得意で、基礎工事や溝掘りに適していますが、自分より高い場所を掘る作業には向いていません。

他の選択肢は、バックホウの特長として正確です。

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02

バックホーとは、油圧ショベルの一種で、土砂を掘削するために使用される重機です。

掘る、運ぶ、吊るといった作業を1台でこなす万能機として広く使用されています

選択肢1. 硬い土質の掘削ができる。

正しい内容です。

冒頭で述べた通りです。

選択肢2. 掘削位置が正確に把握できる。

正しい内容です。

操作性に優れ、掘削位置の把握が容易です。

選択肢3. 基礎の掘削や溝掘りに適している。

正しい内容です。

基礎工事や溝掘りに適しています。

選択肢4. 機械の位置よりも高い場所の掘削に適している。

誤った内容です。

高い位置の掘削には、ローディングショベルがより適切です。

ローディンショベルも、油圧ショベルの一種ですが、アーム先端のバケットの向きが異なります。


バックホーは、バケットが運転席側を向いているため、地表面より下の掘削に適しています。

一方、ローディングショベルはバケットが進行方向に向いているため、地表面より上の掘削に適しています。

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