中小企業診断士 過去問
令和5年度(2023年)
問114 (運営管理 問23)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

中小企業診断士試験 令和5年度(2023年) 問114(運営管理 問23) (訂正依頼・報告はこちら)

わが国のショッピングセンター(SC)の現況(2022年末時点で営業中のSC)について、一般社団法人日本ショッピングセンター協会が公表している『SC白書2023(デジタル版)』から確認できる記述として、最も適切なものはどれか。
  • 1SC当たりの平均テナント数は約100店舗である。
  • 1SC当たりの平均店舗面積は約50,000m2である。
  • 2022年に開設されたSCの立地は、「中心地域」よりも「周辺地域」の方が多い。
  • 業種別テナント数は、「物販店」よりも「飲食店」の方が多い。
  • ビル形態別SC数は、「商業ビル」よりも「駅ビル」の方が多い。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

SC白書2023は以下のリンク先で公開されています。

https://www.jcsc.or.jp/sc_data/data/overview

 

各選択肢をそれぞれ解説します。

選択肢1. 1SC当たりの平均テナント数は約100店舗である。

SC白書2023で1SC当たりの平均テナント数は約50店舗となっています。

平均テナント数はおよそ50店舗前後で推移しています。

本選択肢は不正解です。

選択肢2. 1SC当たりの平均店舗面積は約50,000m2である。

SC白書2023で1SC当たりの平均店舗面積は約18,000m2となっています。

平均店舗面積は17,000~18,000m2で推移しています。

本選択肢は不正解です。

選択肢3. 2022年に開設されたSCの立地は、「中心地域」よりも「周辺地域」の方が多い。

SCの立地区分は、「中心地域」と「周辺地域」に分類されています。

中心地域に該当する地域がそもそも少ないこともあるため、周辺地域の方が開設されたSCは多くなっています

そのため本選択肢が正解です。

選択肢4. 業種別テナント数は、「物販店」よりも「飲食店」の方が多い。

SC白書2023で業種別テナント数は、物販店の方が飲食店より多くなっています

そのため本選択肢は不正解です。

選択肢5. ビル形態別SC数は、「商業ビル」よりも「駅ビル」の方が多い。

SC白書2023でビル形態別SC数は、「駅ビル」よりも「商業ビル」の方が多いため、本選択肢は不正解です。

まとめ

SC白書からは過去にも出題されたことが何回もあるため、主要な項目は押さえておくようにしましょう。

参考になった数16

02

SC白書2023(デジタル版)からの出題です。

 

参考URL:https://www.jcsc.or.jp/sc_data/data/overview

(バックナンバーは会員登録しないと閲覧できませんが、本問で解説している内容は上記URLで確認できます)

選択肢1. 1SC当たりの平均テナント数は約100店舗である。

1SC当たりの平均テナント数は約50店舗(実際には48)です。

 

参考までに、2022年を含めた過去5年分のデータは以下のとおりです。

2018年:61

2019年:50

2020年:55

2021年:60

2022年:48

 

以上から、1SC当たりの平均テナント数は50~60で推移しており不適切な選択肢です。

選択肢2. 1SC当たりの平均店舗面積は約50,000m2である。

1SC当たりの平均店舗面積は約17,247m2です。

 

参考までに、2022年を含めた過去5年分のデータは以下のとおりです。

2018年:20,392m2

2019年:15,839m2

2020年:17,102m2

2021年:21,424m2

2022年:17,247m2

 

2018年以前でも、平均店舗面積は約20,000m2前後であることが多く不適切な選択肢です。(平均店舗面積は約20,000m2前後と暗記しておけば良いでしょう)

選択肢3. 2022年に開設されたSCの立地は、「中心地域」よりも「周辺地域」の方が多い。

2022年に開設されたSCの立地は、「中心地域」よりも「周辺地域」の方が多いため正解の選択肢となります。

 

参考までに、2022年を含めた過去5年分のデータは以下のとおりです。

2018年:中心地域5、周辺地域32(立地別構成比1.5:8.5)

2019年:中心地域8、周辺地域38(立地別構成比2:8)

2020年:中心地域6、周辺地域35(立地別構成比1.5:8.5)

2021年:中心地域2、周辺地域22(立地別構成比1:9)

2022年:中心地域7、周辺地域29(立地別構成比2:8)

 

以上から、立地別構成比では常に周辺地域の方が圧倒的に多いという認識で良いでしょう。(周辺地域の方が広いスペースを確保でき、土地の価格が安いため、用地のキャパシティの観点からも当然の結果といえます)

選択肢4. 業種別テナント数は、「物販店」よりも「飲食店」の方が多い。

業種別テナント数は、「飲食店」よりも「物販店」の方が多いです。

 

SC白書では過去5年程度の推移を見ることができますが、サービスも含めた物販・飲食との業種別構成比率は「物販6:飲食2:サービス2」でほぼ変化がありませんので、不適切な選択肢です。

選択肢5. ビル形態別SC数は、「商業ビル」よりも「駅ビル」の方が多い。

ビル形態別SC数は、「駅ビル」よりも「商業ビル」の方が多いです。

 

形態別構成比率で見ると、商業ビルだけで8割以上となっており不適切な選択肢です。

まとめ

【補足】

 

SC白書からの出題は、2~3年に1回程度は出題されます。

 

SC白書についてはデータの内容が年によって大きく変動することはないため、各選択肢で解説している「おおよその範囲」を押さえておくだけで結構です。(本問についても、常識的な理解で対応できる内容でした)

参考になった数0