クレーン・デリック運転士 過去問
令和6年(2024年)4月
問36 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問6)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

クレーン・デリック運転士試験 令和6年(2024年)4月 問36(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

図のように、水平な床面に置いた質量Wの物体を床面に沿って引っ張り、動き始める直前の力Fの値が490Nであったとき、Wの値は次のうちどれか。ただし、接触面の静止摩擦係数は0.2とし、重力の加速度は9.8m/s2とする。
問題文の画像
  • 10㎏
  • 98㎏
  • 250㎏
  • 480㎏
  • 960㎏

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

摩擦係数に関する問題です。

この問題も公式さえ知っていれば解ける問題なので、しっかり覚えておきましょう。

選択肢3. 250㎏

最大静止摩擦力は静止摩擦係数×垂直力で求めます。それぞれ代入すると

450=0.2×W×9.8

W=250kgとなります。

 

まとめ

公式さえ知っていれば簡単に解ける問題なので、忘れないようにして下さい。

参考になった数1

02

この問題は静止摩擦力を利用して床面に置かれた物体を
「動き始める直前」に引っ張る力と物体の質量(重さ)との関係を問うものです。
 

選択肢3. 250㎏

与えられた値
・引っ張り力 F=490N
・静止摩擦力=0.2
・重力加速度 g=9.8m/s2
質量を求める
質量=490÷(0.2×9.8)

=490÷1.96=250

まとめ

物体の質量を求める際は引っ張り力をさ摩擦係数と重力加速度で割るだけで求められます。
この原理はクレーンのブレーキ設計や荷の滑り防止策など現場の安全管理にも役立つ基礎知識です。

参考になった数0