クレーン・デリック運転士 過去問
令和6年(2024年)4月
問29 (原動機及び電気に関する知識 問9)
問題文
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和6年(2024年)4月 問29(原動機及び電気に関する知識 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
- (導体) 銅 (不導体) 塩水
- (導体) 空気 (不導体) ガラス
- (導体) 鋼 (不導体) 大理石
- (導体) ステンレス (不導体) 黒鉛
- (導体) 雲母 (不導体) 磁器
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題では「電気を通しやすい導体」と「電気を通しにくい絶縁体」についての基本的な性質を理解しているかが問われています。
電気回路や電気機器の設計・取り扱いにおいて導体と絶縁体の区別は極めて基本かつ重要な知識です。
・導体:銅、正しい組み合わせです。
非常によく電気を通します。
・不導体:塩水、誤った組み合わせです。
塩水はイオンを含む電解質で電気を通しやすいです。(塩水=導体)
・導体:空気、誤った組み合わせです。
・空気は通常絶縁体です。ただし高電圧下では放電が起こります。
不導体:ガラス、正しい組み合わせです。
・導体:鋼、正しい組み合わせです。
鉄を主成分とする合金で電気を通します。
・不導体:大理石、正しい組み合わせです。
石材であり電気をほとんど通しません。
・導体:ステンレス、正しい組み合わせです。
金属なので電気を通します。
・不導体:黒鉛、誤った組み合わせです。
黒鉛=グラファイトは炭素でできた導体です。
・導体:雲母、誤った組み合わせです。
雲母は絶縁体として用いられる事が多いです。
・不導体:磁器、正しい組み合わせです。
電気を通さない絶縁体です。
導体と絶縁体の区別電気の安全管理や機器の構造を理解するうえでの基本です。
今回は典型的な金属(鋼)と石材(大理石)をそれぞれ導体・絶縁体として
正しく識別できたかどうかがポイントでした。
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02
導体と絶縁体に関する問題です。
判別する目安として、それぞれの物質の電気の通しやすさをイメージすると解きやすいかと思います。
銅は導体ですが、塩水も電気を通すので導体となります。
ガラスは絶縁体ですが、空気も電気を通しにくいので絶縁体となります。
正しい組み合わせです。
銅は電気を通しやすく、大理石は電気を通しにくいので絶縁体となります。
ステンレスは導体ですが、黒鉛も電気を通しやすいので導体となります。
磁器は電気を通しにくいので絶縁体ですが、雲母も通しにくいので絶縁体です。
電気を通しやすいものや通しにくいものは、クレーンの試験ではこれらの選択肢の物質が大半なので、この問題で出題された物質は全て覚えるくらいの気持ちで臨みましょう。
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