第一種電気工事士 過去問
令和6年度（2024年）下期
問42 (配線図問題 問2)
問題文
図は、高圧受電設備の単線結線図である。この図の矢印で示す10箇所に関する各問いに対して、答えを1つ選びなさい。
〔注〕図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
②で示す部分に使用するCVTケーブルとして、適切なものは。
〔注〕図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
②で示す部分に使用するCVTケーブルとして、適切なものは。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する（ここをクリック）」 をご利用ください。
問題
第一種電気工事士試験 令和6年度（2024年）下期 問42（配線図問題 問2） （訂正依頼・報告はこちら）
図は、高圧受電設備の単線結線図である。この図の矢印で示す10箇所に関する各問いに対して、答えを1つ選びなさい。
〔注〕図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
②で示す部分に使用するCVTケーブルとして、適切なものは。
〔注〕図において、問いに直接関係のない部分等は、省略又は簡略化してある。
②で示す部分に使用するCVTケーブルとして、適切なものは。
正解！素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 （2件）
01
この問題はCVTケーブルの仕様についての正しい知識が求められます。
与えられた選択肢の中から適切なものを選ぶことが求められます。
ちなみにCVTケーブル（架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル）は構成されている要素からこういう名称になっています。
この選択肢は正解です。
名称：CVTケーブル（架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル）通りの材料が使用されています。
この選択肢は不正解です。
CVTはその名の通りCV-1C（１芯）を３本撚り（トリプレックス）で作られているからです。
この選択肢は不正解です。
導体の周囲に架橋ポリエチレンや半導電層がありません。
この選択肢は不正解です。
先ほどの解説でも述べたように導体の周囲に架橋ポリエチレンや半導電層がありません。
この問題を解くにあたり必要な注意事項を以下のようにまとめました。
図中の②は、高圧引込ケーブルの部分であり、屋外から屋内へ高圧電力を引き込む箇所です。
この部分に適切なケーブルを選ぶ必要があります。
その際に用途や構造の特徴に留意して判断基準とします。
用途：高圧受電設備で、引込線（屋外～屋内）として多用されます。
構造の特徴：
架橋ポリエチレンで絶縁されています。
銅テープシールドまたは銅線シールドがあります。
ビニルシースで外部を保護されています。
参考になった数7
この解説の修正を提案する
02
この問題では、ケーブルの構成に関する正しい記述を選ぶことが求められています。図に示された構成が、どのケーブル構造に一致するかを理解することが重要です。
この記述は適切です。内線用導線、ポリエチレン絶縁体、外部絶縁体、そしてシールド、ビニールシースの構成は、図に示されたケーブルの構成と一致します。
この選択肢は正解です。
この記述は不適切です。分離絶縁電線という表現は、図に示された構成には合致しません。
この選択肢は不正解です。
この記述は不適切です。ビニール絶縁体とビニールシースのみで構成されているケーブルは、図のケーブル構成と一致しません。
この選択肢は不正解です。
この記述は不適切です。軟質ポリエチレンのケーブル構成は図のものとは異なり、使用されている材料が一致しません。
この選択肢は不正解です。
この問題では、ケーブルの構成に関する理解が求められました。ケーブルは複数の層から成り立ち、内線用導線、絶縁体、シールド、ビニールシースなどの構成要素が組み合わさっています。正しいケーブル構成を理解することは、適切な電気設備の選定に役立ちます。選択肢によって示される構成の詳細をしっかり把握し、実際のケーブル仕様と照らし合わせることが重要です。
参考になった数5
この解説の修正を提案する
前の問題（問41）へ
令和6年度（2024年）下期 問題一覧
次の問題（問43）へ