精神保健福祉士 過去問
第26回(令和5年度)
問7 (人体の構造と機能及び疾病 問7)

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問題

精神保健福祉士試験 第26回(令和5年度) 問7(人体の構造と機能及び疾病 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

廃用症候群に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 若年者にも生じる。
  • 数日間の安静では、筋力低下は起こらない。
  • 長期臥床(がしょう)により筋肉量が増加する。
  • 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は安静臥床により改善する。
  • 予防することはできない。

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この過去問の解説 (2件)

01

廃用症候群とは、病気やけがで安静にすることによって体を動かすことがなくなって、体や精神に不都合な変化が起こることをいいます。主な症状を整理しておきましょう。

選択肢1. 若年者にも生じる。

廃用症候群は、活動が不活発になることで発生し、若年者にも起こり得ます。

選択肢2. 数日間の安静では、筋力低下は起こらない。

わずか数日間の安静であっても、筋力低下が生じます。

選択肢3. 長期臥床(がしょう)により筋肉量が増加する。

長期臥床は筋肉量を減少させます。

選択肢4. 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は安静臥床により改善する。

骨粗鬆症は、安静臥床で悪化します。骨はある程度の負荷により強くなっていきます。

選択肢5. 予防することはできない。

適度な運動で廃用症候群は予防可能で、端坐位でも効果が認められます。

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02

廃用症候群は、安静状態が続くことにより筋力の低下などが起こります。例えば、骨折で入院し安静状態でいると、筋力の低下などが起こるため、早期離床や早期リハビリが重要となります。

選択肢1. 若年者にも生じる。

適切です。記述の通りです。

選択肢2. 数日間の安静では、筋力低下は起こらない。

不適切です。数日間の安静でも、筋力低下が起こるため注意が必要です。

選択肢3. 長期臥床(がしょう)により筋肉量が増加する。

不適切です。筋肉量は低下します。

選択肢4. 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は安静臥床により改善する。

不適切です。安静臥床により悪化するため、適度な運動が重要です。

選択肢5. 予防することはできない。

不適切です。運動や食事で予防することが可能です。

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