大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問4 (現代社会(第1問) 問4)
問題文
研修先の授業で、マツキさんは国家間の共存・協力関係について学んだ。国際社会の仕組みに関する記述として最も適当なものを、次の回答選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問4(現代社会(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
研修先の授業で、マツキさんは国家間の共存・協力関係について学んだ。国際社会の仕組みに関する記述として最も適当なものを、次の回答選択肢のうちから一つ選べ。
- 国際法上、国家の領域を構成するのは、領土、領海、領空のほか、排他的経済水域である。
- 国際連合の六つの主要機関は、総会、安全保障理事会、信託統治理事会、国際司法裁判所、事務局のほか、人権理事会である。
- 「関税と貿易に関する一般協定(GATT)」を引き継ぎ、国際機関として誕生したのは国際復興開発銀行(IBRD)である。
- 貧困、人権侵害などの脅威から、人間一人一人を守る「人間の安全保障」の考えを『人間開発報告書』で示したのは国連開発計画(UNDP)である。
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題では、国家を構成する領域や国際連合などの国際社会の仕組みについて理解している必要があります。
不適切
国家の領域は、領土・領海・領空から構成されています。
排他的経済水域とは、領海から200海里までの海域を指し、この水域内で漁業や天然資源を掘ること、科学的な調査を自由に行うことができます。
不適切
国際連合の6つの主要機関は、
総会
安全保障理事会
経済社会理事会
信託統治理事会
国際司法裁判所
事務局
になるため、人権理事会は不適切になります。
不適切
「関税と貿易に関する一般協定(GATT)」を引き継いだ機関は、世界貿易機関(WTO)になります。
国際復興開発銀行(IBRD)は中所得で信用のある貧困国に対して支援を行い、持続可能な開発を目指しています。
適切
国連開発計画(UNDP)は1965年に設立され、貧困、格差、気候変動といった不公正や人権侵害などの脅威から、人間一人一人を守る「人間の安全保障」の考えを『人間開発報告書』で示しました。
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