2級建築施工管理技士 過去問
令和6年(2024年)前期
問39 (6 問2)
問題文
コンクリートの養生に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
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問題
2級建築施工管理技士試験 令和6年(2024年)前期 問39(6 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
コンクリートの養生に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
- 寒中コンクリート工事において、コンクリート温度の低下を防ぐため、加熱養生期間中は湿潤養生を行わないようにする。
- 寒冷期において、コンクリートの凝結硬化の初期段階で凍結して、硬化しなかったり、所定の強度が得られないことを初期凍害という。
- コンクリートの湿潤養生期間は、一般に、使用するセメントの種類と計画供用期間の級によって決まる。
- コンクリート面が露出している部分を水密シートによって被覆することは、初期の湿潤養生として有効である。
- 強度の発現が損なわれることがあるため、硬化過程にあるコンクリートには振動を与えないようにする。
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この過去問の解説 (1件)
01
コンクリートの養生に関する問題です!
誤った記述です。
キーワード: 寒中コンクリート、加熱養生、湿潤養生
説明: 加熱養生中であっても、コンクリートの乾燥を防ぐために湿潤養生を併用するのが原則です。
湿潤養生を行わないと、水分の蒸発により表面の硬化不良やひび割れが生じる可能性があります。
正しい記述です。
キーワード: 初期凍害、凝結硬化、寒冷期
説明: 寒冷期において、凝結硬化の進行前にコンクリートが凍結すると、強度が著しく低下する「初期凍害」が発生します。
正しい記述です。
キーワード: 湿潤養生期間、セメントの種類、計画供用期間
説明: 湿潤養生期間は、長期耐久性を確保するためにセメントの種類や構造物の供用期間に応じて規定されます。
正しい記述です。
キーワード: 水密シート、湿潤養生、被覆
説明: 水密シートで被覆することでコンクリート表面の水分蒸発を防ぎ、初期の水和反応を促進します。
正しい記述です。
キーワード: 硬化過程、振動、強度低下
説明: 硬化中のコンクリートに振動を加えると、せっかく形成された内部構造が乱れ、強度の発現に悪影響を及ぼします。
コンクリートの養生方法に関する知識や、初期凍害や湿潤養生の目的・方法に関する理解を深めましょう!
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