貸金業務取扱主任者 過去問
令和4年度(2022年)
問13 (法及び関係法令に関すること 問13)
問題文
a 貸金業者は、その主たる営業所にのみ、帳簿を備え、債務者ごとに貸付けの契約について契約年月日、貸付けの金額、受領金額その他内閣府令で定める事項を記載し、これを保存すれば足りる。
b 貸金業者は、帳簿を、債務者ごとに、債務者との全ての取引が終了した日から少なくとも10年間保存しなければならない。
c 貸金業者向けの総合的な監督指針(以下、本問において「監督指針」という。)によれば、貸金業法施行規則第16条(帳簿の備付け)第1項第7号に規定する「交渉の経過の記録」(以下、本問において「交渉の経過の記録」という。)とは、債権の回収に関する記録、貸付けの契約(保証契約を含む。)の条件の変更(当該条件の変更に至らなかったものを除く。)に関する記録等、貸付けの契約の締結以降における貸付けの契約に基づく債権に関する交渉の経過の記録であるとされている。
d 監督指針によれば、「交渉の経過の記録」として記録される事項である交渉内容には、催告書等の書面の内容を含むとされている。
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問題
貸金業務取扱主任者試験 令和4年度(2022年) 問13(法及び関係法令に関すること 問13) (訂正依頼・報告はこちら)
a 貸金業者は、その主たる営業所にのみ、帳簿を備え、債務者ごとに貸付けの契約について契約年月日、貸付けの金額、受領金額その他内閣府令で定める事項を記載し、これを保存すれば足りる。
b 貸金業者は、帳簿を、債務者ごとに、債務者との全ての取引が終了した日から少なくとも10年間保存しなければならない。
c 貸金業者向けの総合的な監督指針(以下、本問において「監督指針」という。)によれば、貸金業法施行規則第16条(帳簿の備付け)第1項第7号に規定する「交渉の経過の記録」(以下、本問において「交渉の経過の記録」という。)とは、債権の回収に関する記録、貸付けの契約(保証契約を含む。)の条件の変更(当該条件の変更に至らなかったものを除く。)に関する記録等、貸付けの契約の締結以降における貸付けの契約に基づく債権に関する交渉の経過の記録であるとされている。
d 監督指針によれば、「交渉の経過の記録」として記録される事項である交渉内容には、催告書等の書面の内容を含むとされている。
- a,b
- a,c
- b,d
- c,d
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この過去問の解説 (3件)
01
「営業所ごと」に帳簿を備え、法定の事項を記載し、原則「当該契約に定められた最終の返済期日(債権が消滅したときは消滅した日)から少なくとも10年間保存」する必要があります。
主たる営業所にのみに保存ではないのでaは誤りです。
全ての取引が終了した日から10年間保存ではないのでbは誤りです。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
上記説明より、不適切です。
正解です。
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02
この問題は、貸金業法第19条およびそれに基づく施行規則や監督指針における「帳簿の備付けと保存」についての理解を問うものです。
帳簿には、契約や取引の詳細、交渉の記録などを正確に記載・保存する義務があります。
a(誤)
帳簿は「主たる営業所のみ」に備えればよいとされていますが、これは誤りです。
帳簿は「営業所または事務所ごとに」備え付けることが求められており、すべての営業所等に必要です(施行規則第16条第1項)。
b(誤)
貸金業法施行規則第17条には、「貸金業者は、帳簿については、貸付けの契約ごとに、その契約に定められた最終の返済期日から少なくとも10年間保存しなければならない。」と書かれています。
債務者が複数の契約を持っている場合、契約ごとに返済期日も異なるため、保存期間は統一されず、それぞれの契約に応じて異なることになります。
c(正)
監督指針では、「交渉の経過の記録」とは、債権回収に関する内容や契約条件の変更(変更に至らなかったものは除く)など、貸付契約後における交渉の経緯を記録したものとされています。
これは施行規則第16条第1項第7号の内容を正しく踏まえています。
d(正)
監督指針において、交渉の記録には催告書などの書面の内容も含めることが望ましいとされています。
交渉の証拠となる文書を帳簿に反映させることは、業務の透明性と正当性を示すうえで重要とされているため、この内容は正確です。
正しい選択肢です。
適切なものはc、dです。
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03
a(×)帳簿は、主たる営業所だけでなく、すべての営業所や事務所に備え付ける必要があります(貸金業法19条)。
b(×)帳簿の保存期間は、貸付けの契約ごとに、その契約に定められた最終の返済期日から少なくとも10年間であり、債務者ごとに保存期間が異なります(貸金業法施行規則17条)。
c(〇)監督指針では、「交渉の経過の記録」について、債権の回収や契約条件の変更など、貸付けに関する様々な交渉の記録を指すと明確に定義しています(監督指針Ⅱ-2-17③)。
d(〇)監督指針では、「交渉の経過の記録」として記録される事項に、催告書などの書面の内容を含めることが示されています。
適切ではありません。
適切ではありません。
適切ではありません。
適切です。
貸金業者は、貸金業法の規定に基づき、帳簿を適切に作成し、保存する必要があります。特に、「交渉の経過の記録」については、監督指針を参考に、詳細な記録を残すことが重要です。
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