2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問51 (6 問3)
問題文
配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)前期 問51(6 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
配管及び配管附属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。
- 水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ接合では、配管切断後にライニング部の面取りを行う。
- 硬質ポリ塩化ビニル管の接着接合では、テーパ形状の受口内面のみに接着剤を塗布する。
- 汚水槽の通気管は、その他の排水系統の通気立て管を介して大気に開放する。
- 冷媒用断熱材被覆銅管は、断熱材の厚みが減少しないよう支持部に保護プレートを設ける。
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この過去問の解説 (1件)
01
配管及び配管附属品の施工に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
鋼管やライニング鋼管の切断後には、傾斜切れ・段切れ・ばり等の不具合が出ることがあり、スクレーバーなどの工具で管端の面取りを行い、接続するときはコアがスムーズに入るようにします。
塩化ビニルライニング鋼管のライニング部の面取りの時は、鉄部は露出しないように注意します。
誤
硬質ポリ塩化ビニル管の接着接合では、テーパ形状の受口内面と差し口外面に接着剤を均一に塗布する。
接着接合は、継手の受け口ヲテーパにし、接着剤で塩化ビニルの膨潤と弾力性によって接着剤を使い受け口と差し口を一体化する接合法です。
接合の留意点を下記します。
・受け口内面と管差し口外面をウエスで油分や水分を拭きとります。
・接着剤は少なめとし、受け口内面と差し口外面に均一に塗布します。
・接着剤塗布後は、差し口を受け口に一気にひねらず差込み、押さえておきます。
・最後は、はみ出た接着剤をふき取り、接合部には無理な力を掛けないことです。
誤
汚水槽の通気管は、単独に立ち上げて大気に開放する。
汚水タンクや排水タンクの通気管は、単独に立ち上げて大気に開放し、他の通気管とは接続しません。
正
問題文の内容通りです。
冷媒配管の横走り配管の支持や、立て管の振れ止めでは、結露防止のために、断熱材の上から支持しますが、ポリエチレンフォームは、圧縮によるクリープ現象で減肉します。
その対応として、配管受面積の広い保護プレートにより支持することで、配管荷重(自重)による断熱材のつぶれを防止します。
もう一つの対応は、断熱粘着テープを2重巻以上に重ね巻きし、配管荷重による支持金具の断熱材への食い込みを吸収する方法です。
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