2級管工事施工管理技士 過去問
令和4年度(2022年)後期
問45 (5 問7)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和4年度(2022年)後期 問45(5 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

消防の用に供する設備のうち、「消防法」上、消火設備に該当しないものはどれか。
  • 消火器
  • 屋内消火栓設備
  • 防火水槽
  • スプリンクラー設備

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この過去問の解説 (2件)

01

消防の用に供する設備とは、火災が発生した場合に消火のために使用する設備です。

その中には消火、警報、避難設備が分類されています。

選択肢1. 消火器

消火器は安全装置であるピンを抜くことで、ハンドル部分にある握りを握ることができます。握ると不燃性の粉末が勢いよく放出され、消火に使用されます。

選択肢2. 屋内消火栓設備

屋内の壁面に埋め込まれている消火設備です。内部には消火栓、ホース、ノズル、開閉弁があり、上部には警報器、発信機が搭載されています。

選択肢3. 防火水槽

消火設備に該当しません。

防火水槽は消火するための用水を貯めておくための設備です。直接消火できる設備ではなく、消火のためには水槽の他にホースやポンプが必要となるなど他と異なる設備だと考えるといいでしょう。

選択肢4. スプリンクラー設備

天井に設置された消火設備です。一定以上の熱を感知すると、蓋をしている部分が自動的に外れ(破壊し)、圧力がかかった水がシャワー状に放水される仕組みとなっています。

まとめ

消防法は直接消火に使用する設備や、補助的に備えている設備などの呼称が似ていて覚えることが大変かもしれませんが、その場合は設問での仲間外れを探すと分かりやすいかと思います。

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02

「消防法」上の、消防の用に供する設備のうち、消火設備に関する問題です。

 

消火設備は「消防法施行令第7条(消防用設備等の種類)」で定められています。

消火設備は、水や消火剤を使用して、消火を行う機械器具か設備で、次のものです。

1) 消火器、次の簡易消火用具

イ 水バケツ、ロ 水槽そう、ハ 乾燥砂、ニ 膨張ひる石又は膨張真珠岩

2) 屋内消火栓設備

3) スプリンクラー設備

4) 水噴霧消火設備

5) 泡消火設備

6) 不活性ガス消火設備

7) ハロゲン化物消火設備

8) 粉末消火設備

9) 屋外消火栓設備

10) 動力消防ポンプ設備 】

選択肢1. 消火器

消火設備です

選択肢2. 屋内消火栓設備

消火設備です

選択肢3. 防火水槽

消防用水です。

 

「消防法施行令第7条」第5項

【 政令で定める消防用水は、防火水槽そう、貯水池、その他の用水です。 】

選択肢4. スプリンクラー設備

消火設備です

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