2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)後期
問27 (3 問27)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)後期 問27(3 問27) (訂正依頼・報告はこちら)

吹出口に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 線状吹出口は、サイズの大きいものは到達距離が長くとれ、高所用吹出口としても適している。
  • 床吹出口には、ダンパーを内蔵したものや小型ファンを内蔵したものがある。
  • ユニバーサル型吹出口には、羽根が垂直のV型、水平のH型、羽根が二重に配置されたVH型などがある。
  • ノズル型吹出口からの吹出し空気は、誘引空気と混合して放射状に吹き出される。

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この過去問の解説 (2件)

01

1.設問の通りです。
 ペリメーターゾーン、インテリアゾーンなどに用いられます。

2.設問の通りです。

3.設問の通りです。
 壁面用の吹出し口として一般的に使用されます。

4.不適切です。
 ノズル型吹出口は、水平・垂直ともに直線的な気流となります。
 比較的騒音が小さく、到達距離を長くできる特徴があります。
 設問文は、シーリングディフューザー(アネモ型吹出口)の説明です。

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02

吹出口に関する問題です。

選択肢1. 線状吹出口は、サイズの大きいものは到達距離が長くとれ、高所用吹出口としても適している。

問題文内容の通りです

 

線状吹出口は、スロット形で、アスペクト比が大きく、線状吹出口はその1つです。

吹出口は窓面に近い天井や、インテリアの壁付近の天井などに使用され、線状の吹出気流が発生します。

線状吹出口は、風向調節ベーンを動かすことで、吹出気流方向が180度変化します。

選択肢2. 床吹出口には、ダンパーを内蔵したものや小型ファンを内蔵したものがある。

問題文内容の通りです

 

床吹出は、床に吹出口が設置してあるので、すぐに空間内の人に空気が届き、天井付近のような人のいない空間には空調しないので、省エネに効果があります。

吹出口が床にあるため、任意の場所の風量と風向を手動で調節できます。

選択肢3. ユニバーサル型吹出口には、羽根が垂直のV型、水平のH型、羽根が二重に配置されたVH型などがある。

問題文内容の通りです

 

ユニバーサル型吹出口は、格子形で、壁面吹出口の代表的なものです。

羽根を縦方向(V)、横方向(H)、縦横方向(VH)に格子状に取付けていて、羽根は可動タイプト固定タイプがあり、可動の方がユニバーサル型吹出口、固定の方はグリル吹出口です。

選択肢4. ノズル型吹出口からの吹出し空気は、誘引空気と混合して放射状に吹き出される。

ノズル型吹出口からの吹出し空気は、誘引空気と混合して直線状に吹き出される

 

ノズル型吹出口は、発生騒音が割と小さく、吹出風速が大きくでき、到達距離が長く、講堂や大会議室のような大空間の空調には最適です。

ノズルは、壁面吹出口だけでなく、天井面吹出口としても利用されます。

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