2級管工事施工管理技士 過去問
平成30年度(2018年)後期
問1 (1 問1)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 平成30年度(2018年)後期 問1(1 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

室内環境に関する用語の組合せのうち、関係のないものはどれか。
  • 新有効温度(ET*) ――― 体感温度
  • 騒音 ―――――――――― NC曲線
  • 予想平均申告(PMV ――― 予想不満足者率(PPD)
  • 着衣量 ――――――――― メット(met)

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この過去問の解説 (2件)

01

1.設問の通りです。
 新有効温度ET*は気温、湿度、気流、放射熱、作業強度(met)、着衣量(clo)の6項目を総合的に評価した体感温度になります。

2.設問の通りです。
NC曲線は騒音の評価として使用されています。

3.設問の通りです。
 予想平均申告(PMV)は環境側と人体側の6項目について評価した数値で、-3~+3まで7段階で表します。
 一方、予想不満足者率(PPD)はPMVの環境を不快に感じる人の割合で
PMVが0の時に割合が低くなり、±3になるほど高くなります。

4.衣類の着衣量とそれに伴う断熱性などの評価に使用される値はclo値であり関係ありません。
 metは人体の代謝量を表す単位です。

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02

室内環境に関する問題です。

選択肢1. 新有効温度(ET*) ――― 体感温度

正しい用語の組み合わせです

 

新有効温度は、湿度50%を基準に、気温・湿度・気流・放射熱・作業強度・着衣量の6つの因子で計算された環境の総合評価です。

 

有効温度(ET)は、実感温度と言い、空気の乾球温度・湿球温度・風速の3因子で、総合的に人に及ぼす実感温度を、同じ体感を得る無風で湿度100%の時の気温を表します。

選択肢2. 騒音 ―――――――――― NC曲線

正しい用語の組み合わせです

 

NC曲線は、室内騒音の評価指標で、騒音を週価数別に音圧レベル許容値を示す曲線です。

NC曲線は、いろいろな建物に応じて許容騒音の目安を付けられます。

選択肢3. 予想平均申告(PMV ――― 予想不満足者率(PPD)

正しい用語の組み合わせです

 

予想平均申告は、人体と環境間の熱交換量に基づき、熱的中立温度を予測し、その条件で人体の温冷感を示した数値で、代謝量・衣服熱抵抗・放射熱・気温・湿度・風速の6因子を快適方程式で求めます。

予想不満足者率は、環境を熱的に不快に感じる人の割合で、PMVとPPDの関係を描くグラフ図から、PMV値に対応する温冷感のスケールで示します。

選択肢4. 着衣量 ――――――――― メット(met)

代謝量――――――――― メット(met)

 

メットは、熱環境を評価するときの指標の1つで、人のいろいろな活動の代謝量を

、単位表面積当たりの代謝量を表します。

人が椅子に座って安静にしているときの代謝量を、58.2 W/m2とし、1 metとします。

3.2 km/hで歩行すると、2.0 metとなり、物を運ぶときは、2.1 metです。

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