1級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)
問44 (問題A 問44)
問題文
設計図書に記載する「配管材料」とその「記号(規格)」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
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問題
1級管工事施工管理技士試験 令和5年度(2023年) 問44(問題A 問44) (訂正依頼・報告はこちら)
設計図書に記載する「配管材料」とその「記号(規格)」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 配管材料:水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管(黒) 記号(規格):SGP−VA(JWWA)
- 配管材料:排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管 記号(規格):SGP−VD(JWWA)
- 配管材料:リサイクル硬質ポリ塩化ビニル三層管 記号(規格):RS−VU(JIS)
- 配管材料:水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管(白) 記号(規格): SGP−PB(JWWA)
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この過去問の解説 (2件)
01
設計図書に記載する配管材料と、その記号(規格)に関する問題です。
正
配管材料と記号は合っています。
水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管(黒)ですので、一次防せい塗装で、A種です。
誤
配管材料と記号は違っていて、排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管の記号は、D-VA(WSP 042)です。
SGP−VD(JWWA)は、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管 D です。
正
配管材料と記号は合っています。
正
配管材料と記号は合っています。
水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管(白)ですので、亜鉛めっきして、B種です。
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02
配管材料と記号に関する問題です。
その通りです。
水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管(黒)はSGP-VAと表され、
配管用炭素鋼鋼管(黒)(SGP)の外面に防錆材を塗布、内面に硬質ポリ塩化ビニル被覆したものです。
一方、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管(白)はSGP-VBと表されるが
水配管用亜鉛メッキ鋼管(SGPW)の内面を硬質塩化ビニルで被覆したものです。
誤りです。
排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管はD-VAと表されます。
SGP-VDは水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のことで
配管用炭素鋼鋼管(黒)の内外面に硬質塩化ビニルで被覆したものです。
その通りです。
リサイクル硬質ポリ塩化ビニル三層管をRS-VUと表し、
その特徴は、使用済みの塩化ビニル管をリサイクル材として中間層に使用し
内外面には新しいものを使用していることです。
その通りです。
水道用ポリエチレン粉体ライニング鋼管には
SGP-PA、SGP-PB、SGP-PDの3種類あります。
それぞれの特徴は
SGP-PAは外面が防錆塗装、内面にポリエチレン被覆
SGP-PBは外面は亜鉛メッキ、内面にポリエチレン被覆
SGP-PDは外面・内面共にポリエチレン被覆をしたものです。
配管材料と記号に関する問題でした。
似たような名前が多いですが、纏めると特徴が見えてくるでしょう。
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