管理栄養士 過去問
第39回
問140 (午後の部 問43)

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問題

管理栄養士試験 第39回 問140(午後の部 問43) (訂正依頼・報告はこちら)

世界の健康・栄養問題の現状と課題に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 死亡者数は、NCDsによるものが最も多い。
  • COVID−19は、NCDsに分類される。
  • 2000年以降、低中所得国のNCDsによる死亡者数は、減少傾向にある。
  • 主要先進国(G7)においては、過去20年で成人の肥満者の割合が減少している。
  • 日本におけるナトリウム摂取量は、北アメリカに比べて少ない。

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この過去問の解説 (1件)

01

設問に登場するNCDsとは、WHOが定義する「非感染性疾患」のことであり、生活習慣病やがん、循環器疾患、その他が該当します。

全世界におけるNCDsでの死亡率は約70%となっています。

選択肢1. 死亡者数は、NCDsによるものが最も多い。

正解です。

冒頭で書いたように、NCDsでの死亡率は約70%であり最も多いと言えます。

選択肢2. COVID−19は、NCDsに分類される。

不正解です。

COVID-19は感染性のため、NCDsには分類されません。

選択肢3. 2000年以降、低中所得国のNCDsによる死亡者数は、減少傾向にある。

不正解です。

低中所得国におけるNCDsによる死亡者数は近年増加傾向にあります。

選択肢4. 主要先進国(G7)においては、過去20年で成人の肥満者の割合が減少している。

不正解です。

G7において、成人の肥満者の割合は増加しています。

選択肢5. 日本におけるナトリウム摂取量は、北アメリカに比べて少ない。

不正解です。

日本のナトリウム摂取量は世界的に見ても多い状況で、北アメリカに比べても多くなっています。

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