管理栄養士 過去問
第39回
問104 (午後の部 問7)

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問題

管理栄養士試験 第39回 問104(午後の部 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

ストレスマネジメントには、問題焦点コーピングと情動焦点コーピングがある。毎日の離乳食作りが負担になっている母親のストレスマネジメントである。母親の行動とコーピングの組合せとして、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 友人に、離乳食作りの苦労について話を聞いてもらう。 ―――― 問題焦点コーピング
  • 離乳食作りは一生続くわけではないと自分に言い聞かせる。 ―――― 問題焦点コーピング
  • 夫婦で、離乳食作りの分担について話し合う。 ―――― 問題焦点コーピング
  • 負担を感じたときに利用できる市販の離乳食を常備する。 ―――― 情動焦点コーピング
  • 離乳食作りの動画を視聴して、負担軽減の方法を考える。 ―――― 情動焦点コーピング

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この過去問の解説 (1件)

01

ストレスマネジメントとは、ストレスに対して効果的に対処するための行動や考え方のことです。

ストレスマネジメントには主に、問題焦点コーピング、情動焦点コーピング、ストレス解消型コーピングがあります。

問題焦点コーピングとは、問題の根本を解決するための行動を指します。

情動焦点コーピングとは、問題に対する考え方を変える(別の視点を持つ)ことを指します。

ストレス解消型コーピングは、その名の通り、別の行動をすること(美味しいものを食べる、読書をする、等)で気分転換を図ることです。

 

選択肢1. 友人に、離乳食作りの苦労について話を聞いてもらう。 ―――― 問題焦点コーピング

話を聞いてもらうのみでは問題の根本解決にはならないので、不正解です。友人に話を聞いてもらうことは、ストレス解消型コーピングに当たります。

選択肢2. 離乳食作りは一生続くわけではないと自分に言い聞かせる。 ―――― 問題焦点コーピング

別の視点を持つことでストレスに対処しているため、情動焦点コーピングに当たります。よって不正解です。

選択肢3. 夫婦で、離乳食作りの分担について話し合う。 ―――― 問題焦点コーピング

分担を話し合い母親の負担を減らすことで、「毎日の離乳食作りが負担」という問題の根本解決になるため、問題焦点コーピングに当てはまります。よって正解です。

選択肢4. 負担を感じたときに利用できる市販の離乳食を常備する。 ―――― 情動焦点コーピング

市販の離乳食を常備しいつでも利用できる状況を作ることは問題解決になるため、問題焦点コーピングに当たります。よって不正解です。

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