JLPT（日本語能力） 予想問題
「N1レベル」2024年12月公開
問33 (文字・語彙（文脈規定） 問3)

「全く解くのが難しい」という表現は、「まったく解けない」「完全に解けない」という意味合いが強く、文脈に合わせて表現が過剰になるため不適切です。

「とても解くのが難しい」という表現は、問題が非常に難しいという程度を適切に表しており、文脈に合うため適切です。

「既に解くのが難しい」という表現は、既に何かを行っているという意味になり、この文脈では適切ではありません。

「おそらく解くのが難しい」という表現は、推測を表す語であり、文脈としては少し不自然です。問題が難しいことは確定しているため、この選択肢は不適切です。

不正解です。自然な表現ではありません。

正解です。

不正解です。自然な表現ではありません。

不正解です。ですが、おそらくを選んだ場合も「この問題は解くのが難しいだろう」というように、推量の意味で文脈が成立しているとも言えます。

「全く解くのが難しい」とすると、意味が成立しそうに見えますが、「全く」は通常、否定表現と組み合わせて使われることが多く、この文では不自然です。

「とても解くのが難しい」は、難しさを強調する自然な表現です。

「既に解くのが難しい」は、時間の意味を含むため文脈に合いません。

「おそらく解くのが難しい」は、難しさを予測しているニュアンスになり、この文の文脈では不適切です。