JLPT(日本語能力) 予想問題
「N1レベル」2024年12月公開
問2 (文字・語彙(漢字読み) 問2)

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問題

JLPT(日本語能力)試験 「N1レベル」2024年12月公開 問2(文字・語彙(漢字読み) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の下線部の漢字の読みとして最も適当なものを選べ。
その提案は希薄な根拠に基づいている。
  • きぶく
  • きはつ
  • けいはく
  • きはく

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この過去問の解説 (3件)

01

正しい読みは「きはく」です。

 

「希薄」という言葉は、何かが薄くて弱い、または少ない状態を表します。この文では、「希薄な根拠」とは、根拠が少なくて説得力が弱いことを意味します。

選択肢1. きぶく

「希薄」にはこの読み方はありません。

選択肢2. きはつ

「希薄」にはこの読み方もありません。

選択肢3. けいはく

「軽薄」という別の言葉で使われる読み方です。「軽薄」は軽々しくて中身がない様子を表しますが、この文では適用されません。

選択肢4. きはく

「希薄」の正しい読みは「きはく」です。

参考になった数5

02

読み仮名を前後の文脈から推測しましょう。

 

知らない漢字は漢字を1文字ずつ分解して考えましょう。

選択肢1. きぶく

「きぶく」と読む漢字は一般的には無いため、不適切です。

選択肢2. きはつ

「きはつ」は一般的には「揮発」と書くため、不適切です。

選択肢3. けいはく

「けいはく」は一般的に「軽薄」と読むため、不適切です。

選択肢4. きはく

こちらの選択肢が正しいです。

参考になった数1

03

正解は「きはく」です。

 

希薄(きはく)とは、液体や気体などの濃度・密度が薄いこと、ある要素の乏しいこと、を表す言葉です。

その提案は希薄な根拠に基づいている、とは、その提案の根拠は乏しい、薄い、という意味です。

 

選択肢1. きぶく

不正解です。「きぶく」とは読みません。

選択肢2. きはつ

不正解です。「きはつ」とは読みません。

選択肢3. けいはく

不正解です。「けいはく」とは読みません。

 

軽薄(けいはく)とは、言葉や態度が軽々しくて思慮の深さや誠実さが感じられないこと、物が軽くて薄いこと、を表す言葉です。
正解の希薄(きはく)と似ている言葉なので、正しく使い分けられるようにしましょう。

選択肢4. きはく

正解です。「きはく」と読みます。

 

参考になった数1