2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問42 (4 問5)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問42(4 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事の工程管理に用いる工程表に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • タクト工程表は、バーチャートにネットワーク工程表の表現を取り入れたものである。
  • バーチャート工程表は、横線式工程表で、計画と実績の比較が容易である。
  • ガントチャート工程表は、計画日程と現在の進行状態とを折れ線グラフで示した図表である。
  • ネットワーク工程表は、各作業の工期や作業の相互関係がわかりやすく、工期の見直しや工程調整に用いられる。

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この過去問の解説 (1件)

01

建設工事の工程管理には、いろいろな種類の工程表があります。

それぞれの説明が合っているかを確認してみましょう。

選択肢1. タクト工程表は、バーチャートにネットワーク工程表の表現を取り入れたものである。

タクト工程表は、バーチャートのような図に、ネットワーク工程表の特徴も取り入れているので、この記述は適切です。

選択肢2. バーチャート工程表は、横線式工程表で、計画と実績の比較が容易である。

バーチャート工程表は作業を横の棒で表したもので、計画と実際の進行状況を簡単に比較できるため、この記述は適切です。

選択肢3. ガントチャート工程表は、計画日程と現在の進行状態とを折れ線グラフで示した図表である。

ガントチャートは、折れ線グラフではなく、横に伸びた棒グラフで計画や実績を示します。

そのため、この記述は適切ではありません。

選択肢4. ネットワーク工程表は、各作業の工期や作業の相互関係がわかりやすく、工期の見直しや工程調整に用いられる。

ネットワーク工程表は作業の順番や期間を明確にするのに向いているので、この記述は適切です。

まとめ

以上より、最も合っていない記述は、ガントチャート工程表は、計画日程と現在の進行状態とを折れ線グラフで示した図表である、となります。

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