2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問50 (5 問8)

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問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)前期 問50(5 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

軽量鉄骨壁下地において、図に示す各部材の名称の組合せとして、適当なものはどれか。
問題文の画像
  • (ア)ランナ   (イ)振れ止め
  • (ア)ランナ   (イ)スペーサ
  • (ア)スタッド  (イ)振れ止め
  • (ア)スタッド  (イ)スペーサ

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この過去問の解説 (2件)

01

最も適当なのは「(ア)スタッド (イ)振れ止め」です。​

名称形状・位置主な役割図での見え方のポイント
ランナ床と天井に水平に取り付けるU字形のレール上下からスタッドを受け、壁下地全体を支える壁の最上部・最下部を横に走る部材
スタッドランナに立て込む縦材仕上げ材(石こうボードなど)を固定し、荷重を伝える床‑天井方向に伸びる連続した縦線
振れ止めスタッド同士を水平方向に連結するC形鋼スタッドの揺れを抑え、壁面を安定させるスタッド間を横切る細い横材
スペーサ振れ止めをスタッドに密着させる押さえ金具振れ止めの浮きを防ぎ固定力を高める振れ止め端部に取り付く小片

選択肢3. (ア)スタッド  (イ)振れ止め

図中(ア)は縦方向に連続して描かれているのでスタッド、(イ)はそのスタッド同士を横につなぐ細い水平材であり振れ止めに該当します。

スペーサは振れ止めを固定する小さな金具なので、図のような長い横材には当たりません。

まとめ

覚えておくと便利な組み合わせは以下のとおりです。

・ランナ+スタッド … 壁下地の骨格

・スタッド+振れ止め+スペーサ … スタッドを固定・安定させる補助部材

振れ止めは床面から約1.2 mごとに配置し、上部ランナから400 mm以内にある場合は省略可能です。

部材名と位置関係をセットで覚えておくと、図面問題でも迷わなくなります。

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02

図の部材構成から読み取れる内容として、

ア)は、スタッドとよばれる部材です。

イ)は、振れ止めとよばれる部材です。


選択肢に出てくる各無事の役割と名称は、

 

スタッド: 縦方向の主構造材です。間柱を指します。

ランナ: 上下に設置される「コ」の字型の横材です。スタッドをはめ込む枠を指します。

スペーサ: スタッド同士をつなぐ横材で、スタッドの強度を補強します。

振れ止め: 水平力・横揺れに対する補助材。スタッドの揺れを防止します。

 

以上を踏まえて、選択肢をみていきます。


 

選択肢1. (ア)ランナ   (イ)振れ止め

誤った内容です。

選択肢2. (ア)ランナ   (イ)スペーサ

誤った内容です。

選択肢3. (ア)スタッド  (イ)振れ止め

正しい内容です。

選択肢4. (ア)スタッド  (イ)スペーサ

誤った内容です。

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