2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問36 (3 問5)
問題文
自動火災報知設備の配線用図記号と名称の組合せとして、「日本産業規格(JIS)」上、誤っているものはどれか。
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問題
2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)前期 問36(3 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
自動火災報知設備の配線用図記号と名称の組合せとして、「日本産業規格(JIS)」上、誤っているものはどれか。
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この過去問の解説 (2件)
01
誤っているのは「定温式スポット型感知器」の図記号と名称の組合せです。
この組み合わせは誤りなので、この選択肢が正解です。
この記号は、差動式スポット型感知器の記号です。
正しい組み合わせです。
煙=Smoke の頭文字Sで表します。
正しい組み合わせです。
手動で押す「発信機」はPで表します。
正しい組み合わせです。
鳴動器=ベルの頭文字Bで表します。
自動火災報知設備では、感知器の種類ごとに文字が決まっています。
文字は英語の頭文字を用いるので、
T は熱(Thermal)、S は煙(Smoke)、Pは押しボタン(Push)、Bはベル(Bell)と覚えておくと図面読み取りが確実になります。
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02
自動火災報知設備とは、火災の発生を感知して警報を発する設備です。
火災の煙や熱を感知して、受信機に信号を送信して、人々に火災を知らせます。
誤った内容です。
この選択肢の図は、差動式スポットと呼ばれるものです。
差動式スポットとは、火災の煙を感知して作動する火災報知機の一種です。
定温式スポット型感知器とは、周囲の温度が一定の温度以上になったときに火災を検知する熱感知器です。
正しい内容です。
煙感知器とは、火災の際に発生する煙を検知して警報を発する装置です。
正しい内容です。
P型発信機とは、火災を発見した人が、押しボタンを押すことで、火災信号を手動で受信機に発信する装置です。
正しい内容です。
警報ベルとは、非常警報設備の一種で火災やその他の災害が発生した際に、人々に知らせる為の装置です。
補足です。
定温式スポット型感知器の配線図記号は、下記のものになります。
差動式スポットと違い、上部の線が一本しかないので、違いを覚えておきましょう。
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