2級電気工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問29 (2 問17)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級電気工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)前期 問29(2 問17) (訂正依頼・報告はこちら)

道路照明において、連続照明の設計要件に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
  • グレアが十分に抑制されていること。
  • 路面の輝度分布が不均一であること。
  • 道路条件に応じ十分な路面輝度を確保すること。
  • 道路線形の変化に対する誘導効果を有すること。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

この問題は、道路照明に関する連続照明(道路に一定間隔で照明を設ける方式)の設計上の要件として適切でないものを選ぶ内容です。

 

連続照明では、車両や歩行者が安全に通行できるよう、視認性・安全性・快適性を考慮した設計が求められます。

選択肢1. グレアが十分に抑制されていること。

適切な記述です。
グレア(まぶしさ)が強すぎると、ドライバーや歩行者の視界に悪影響を与えます。

照明設計ではグレアを抑えることが基本条件の一つです。

選択肢2. 路面の輝度分布が不均一であること。

不適切な記述です。
輝度分布が不均一だと、明るい場所と暗い場所の差が大きくなり、視認性が低下します

これでは安全な運転ができず、照明の目的を損ないます。
設計上は、路面の輝度分布はできるだけ均一に保つことが求められます。

 

この問題は、最も不適当なものを選ぶ問題なので、この選択肢が正解です。

選択肢3. 道路条件に応じ十分な路面輝度を確保すること。

適切な記述です。
通行量や道路幅、設置環境に応じて、必要な明るさ(路面輝度)を確保することが重要です。

暗すぎると事故の原因になります。

選択肢4. 道路線形の変化に対する誘導効果を有すること。

適切な記述です。
道路がカーブしている場所などでは、照明の配置により進行方向をわかりやすく示す誘導効果が必要です。これも設計のポイントです。

まとめ

輝度分布が不均一であることを良しとする記述は不適当です。

照明設計では明るさのムラをなくすことが重視され、安全性の確保につながります。

その他の選択肢は連続照明の基本要件です。

参考になった数1

02

連続照明とは、道路において、本線上の一定間隔で設置された照明を指します。

選択肢1. グレアが十分に抑制されていること。

正しい内容です。

グレアとは、まぶしさや視界の低下を引き起こす条件や状態を指します。

ドライバーや歩行者の視界を妨げないように抑制する必要があります。


 

選択肢2. 路面の輝度分布が不均一であること。

誤った内容です。

道路照明においては、輝度分布は均一であることが求められます。


 

選択肢3. 道路条件に応じ十分な路面輝度を確保すること。

正しい内容です。

道路条件や、交通量に応じた適切な路面輝度を確保することは、安全面において重要です。


 

選択肢4. 道路線形の変化に対する誘導効果を有すること。

正しい内容です。

道路誘導効果とは、道路の標識や誘導線によって安全に交通を誘導することで、渋滞や事故を防止し、通行を支援する効果です。

連続照明は、道路の曲線や、勾配などの線形の変化に応じた誘導効果を持つことが求められます。


 

参考になった数0