中小企業診断士 過去問
令和6年度(2024年)
問116 (運営管理 問24)

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問題

中小企業診断士試験 令和6年度(2024年) 問116(運営管理 問24) (訂正依頼・報告はこちら)

屋外広告物法に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a  都道府県は条例で定めることによって、第一種低層住居専用地域における屋外広告物の設置を禁止することができる。
b  条例に違反している立看板が、管理されずに放置されていることが明らかなときであっても、設置者の許可がなければ都道府県知事はその立看板を撤去することはできない。
c  常時屋外で公衆に表示されたはり紙は、屋外広告物に該当しない。
  • a:正  b:正  c:誤
  • a:正  b:誤  c:正
  • a:正  b:誤  c:誤
  • a:誤  b:正  c:正
  • a:誤  b:誤  c:正

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この過去問の解説 (2件)

01

屋外広告物法に関する問題です。

 

屋外広告物法の知識がなくても、各解答群の記述を素直に読むだけでも正答することが可能です。以下、誤りの解答群のみ解説します。

 

b.条例に違反している立看板が、管理されずに放置されていることが明らかなときであっても、設置者の許可がなければ都道府県知事はその立看板を撤去することはできない。

→この解答群が正解であるならば、条例違反に歯止めがかけられない(違反し放題)ことになるため、都道府県知事は設置者の許可なくその立看板を撤去することができます

 

c.常時屋外で公衆に表示されたはり紙は、屋外広告物に該当しない。

→「常時」「屋外」「公衆に表示」されるものが屋外広告物に該当するため、常時屋外で公衆に表示されたはり紙は屋外広告物に該当します。(はり紙が、屋外広告物に該当するのか否かという観点で判断するのではありません。屋内に表示されているはり紙もあります)

選択肢1. a:正  b:正  c:誤

冒頭の解説より、「a:正、b:誤、c:誤」の組み合わせが正解のため、不適切な選択肢です。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正

冒頭の解説より、「a:正、b:誤、c:誤」の組み合わせが正解のため、不適切な選択肢です。

選択肢3. a:正  b:誤  c:誤

冒頭の解説より、「a:正、b:誤、c:誤」の組み合わせが正解のため、正解の選択肢となります。

選択肢4. a:誤  b:正  c:正

冒頭の解説より、「a:正、b:誤、c:誤」の組み合わせが正解のため、不適切な選択肢です。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:正

冒頭の解説より、「a:正、b:誤、c:誤」の組み合わせが正解のため、不適切な選択肢です。

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02

屋外広告物法についてです。見慣れない問題なので、当日は後回しにしても良いです。
すべての問題を舐めてから戻ってきた時に、落ち着いて選択肢を見れば、正解できる問題です。

aは、正しい記述です。屋外広告物法では、景観や住環境の保護を目的に、都道府県や指定都市が屋外広告物に対して一定の制限や禁止を条例で設けることができます。
第一種低層住居専用地域とは、主に良好な住環境の保護を目的としており、商業施設や広告の設置に対しても厳しい制限がある地域です。

bは、設置者の許可がなくても、都道府県知事は当該立看板を撤去することができます。よって、本選択肢は誤りです。

 

cの屋外広告物とは、常時又は一定の期間継続して屋外に設置され、かつ、公衆に表示される広告物を指します。
そのため、常時屋外で公衆に表示されたはり紙は、屋外広告物に該当します。よって、本選択肢は誤りです。

選択肢1. a:正  b:正  c:誤

冒頭の解説より、本選択肢は誤りです。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正

冒頭の解説より、本選択肢は誤りです。

選択肢3. a:正  b:誤  c:誤

正解です。

選択肢4. a:誤  b:正  c:正

冒頭の解説より、本選択肢は誤りです。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:正

冒頭の解説より、本選択肢は誤りです。

まとめ

優先順位は低いです。余裕があれば、見直しましょう。

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