美容師 過去問
第44回
問8 (関係法規・制度及び運営管理 問8)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

美容師試験 第44回 問8(関係法規・制度及び運営管理 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

税金に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  • 所得税や法人税は、利益が出ているときに支払う税金である。
  • 従業員の給与からの源泉所得税は、従業員が税務署に支払うものであり、雇用主が預かることはない。
  • 固定資産税は、経営がうまくいかず赤字の場合でも、支払わなければならない税金である。
  • 申告納税しなければならない者が申告や納税義務を怠った場合には、罰則として追加の税が課されることになっている。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

1 .所得税や法人税は、利益が出ているときに支払う税金である。

→法人税は会社の利益、所得税は個人の所得に対してかかります。

2 .従業員の給与からの源泉所得税は、従業員が税務署に支払うものであり、雇用主が預かることはない。

→雇用主が従業員にかわって納める所得税です。

3 .固定資産税は、経営がうまくいかず赤字の場合でも、支払わなければならない税金である。

→利益が出ていなくても支払います。

4 .申告納税しなければならない者が申告や納税義務を怠った場合には、罰則として追加の税が課されることになっている。

→追徴課税です。

参考になった数41

02

正解は2です。

所得税は個人の所得に対してかかる税金で、法人税は事業によって得た所得に対して課される税金です。1年間の全ての所得から所得控除を差し引いた残りの課税所得に税率を適用し税額を計算します。

つまり、利益が生じなければ納税する必要はありません。

1は正しい説明です。

源泉所得税は企業などの雇用主が従業員の給与に応じて課税される所得税を徴収し、従業員に代わって収める税金のことです。

2が誤った説明です。

固定資産税とは土地・家屋や償却資産等の固定資産の資産価値に応じて算定された税金のことで、持ち主の事業が赤字であるか黒字であるかとは無関係に課税される種類のものです。

3は正しい説明です。

本来納付すべきだった税金よりも少なかったり、そもそも申告しなかったりといった場合に本来の納税額に加えて加算税や延滞税などが追加で課せられるのが追徴課税です。

4も正しい説明です。

参考になった数13

03

答えは

従業員の給与からの源泉所得税は、従業員が税務署に支払うものであり、雇用主が預かることはない。

の文です

選択肢1. 所得税や法人税は、利益が出ているときに支払う税金である。

所得税は個人の所得に課せられ、法人税は株式会社や合同会社などの法人に課せられる税金です

よって、利益がなければ支払わなくてよいです

選択肢2. 従業員の給与からの源泉所得税は、従業員が税務署に支払うものであり、雇用主が預かることはない。

源泉徴収税とは会社が給与からあらかじめ所得税を差し引き

従業員(納付者)に代わって国に納付する税のことです

 

選択肢3. 固定資産税は、経営がうまくいかず赤字の場合でも、支払わなければならない税金である。

固定資産税とは、固定資産の所有者に課税される税であり

利益の有無にかかわらず支払わなければなりません

選択肢4. 申告納税しなければならない者が申告や納税義務を怠った場合には、罰則として追加の税が課されることになっている。

申告しなかった場合は納めるべき税金のほかに無申告加算税または、

重加算税などが課せられます

参考になった数0