建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士) 過去問
第50回(令和2年度(2020年))
問87 (空気環境の調整 問87)
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問題
建築物環境衛生管理技術者(ビル管理士)試験 第50回(令和2年度(2020年)) 問87(空気環境の調整 問87) (訂正依頼・報告はこちら)
- 蛍光ランプ ――――――――――――― 低圧放電
- エレクトロルミネセンス(EL)―――― 電界発光
- 発光ダイオード(LED) ――――――― 放電発光
- 白熱電球 ―――――――――――――― 温度放射
- 水銀ランプ ――――――――――――― 高輝度放電
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この過去問の解説 (1件)
01
発光ダイオード(LED) と 放電発光 の組合せが不適当です。LED は半導体内の電子と正孔が再結合するときに光を出す仕組みで、ガスの放電現象ではありません。他の組合せは光の発生原理と名称が合っています。
蛍光ランプは低圧の水銀蒸気に放電を起こし、その紫外線を蛍光体で可視光に変えます。低圧放電という説明と合っています。
EL は薄いリン光体に高い電界をかけ、電子が励起して光を出す現象です。電界発光という言い方がそのまま当てはまります。
LED は p 型と n 型の半導体を合わせた部分で電子と正孔が再結合し、光子が放出されます。放電発光ではないため、この組合せが不適当です。
フィラメントを高温まで加熱し、温度放射として連続スペクトルの光を得る方式です。温度放射の説明に適合します。
高圧の水銀蒸気に放電を起こさせ、強い光を得る高輝度放電ランプに該当します。
光源は光の発生原理で分類できます。放電で光るのは蛍光ランプや水銀ランプ、半導体の再結合で光るのが LED です。原理を区別すれば、誤った組合せを見分けられます。
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