クレーン・デリック運転士 過去問
令和6年(2024年)10月
問4 (クレーン及びデリックに関する知識 問4)
問題文
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和6年(2024年)10月 問4(クレーン及びデリックに関する知識 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
- 走行 ――――― 走行車輪直径の4分の1以上の高さの車輪止め
- 横行 ――――― 横行車輪直径の5分の1以上の高さの車輪止め
- 起伏 ――――― 逸走防止装置
- 巻下げ ―――― 重錘形リミットスイッチを用いた巻過防止装置
- 巻上げ ―――― ねじ形リミットスイッチを用いた巻過防止装置
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この過去問の解説 (2件)
01
安全装置に関する問題です。
安全装置は文字通り安全に直結する内容なので、正しく理解しましょう。
走行は走行車輪直径の4分の1ではなく2分の1以上の高さの車輪止めが安全装置となります。
横行は横行車輪直径の5分の1ではなく4分の1以上の高さの車輪止めが安全装置となります。走行と間違えないようにしましょう。
起伏は逸走防止装置ではなく、傾斜角指示装置が安全装置となります。
重錘形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は巻下げではなく巻上げの安全装置となります。
正しい組み合わせです。
ねじ形リミットスイッチを用いた巻過防止装置は巻上げ以外にも巻下げの安全装置となります。
どのような装置がどのような動きに対して安全装置として機能しているか、正しく把握する事で安全につながるので忘れないようにしましょう。
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02
この問題ではクレーンの各運動(走行・横行・起伏・巻下げ・巻き上げ)
に対応する安全装置や制御装置の適切な組み合わせを問われています。
これらの仕組みを理解しておくことは安全な運転や保守点検において極めて重要です。
誤った記述です。
走行は車輪止めの高さは車輪直径の1/4以上ではありません。
一般的には車輪止めの高さは車輪直径の1/2以上が目安とされます。
誤った記述です。
横行は車輪止めの高さが1/5以上
これも厳密な基準とは異なります。
また横行における安全装置は端部停止装置などが該当します。
誤った記述です。
逸走防止装置は通常走行装置に設けられる安全装置です。
起伏には起伏制限スイッチなどが使われます。
誤った記述です。
重錘形リミットスイッチは巻き上げの巻過防止に用いられることが一般的です。
正しい記述です。
巻き上げ時にフックが巻きすぎて干渉しないよう
ねじ形リミットスイッチが用いられます。
運転や点検の際には安全装置や制限機構などの装置を正確に理解しておくことが求められます。
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