クレーン・デリック運転士 過去問
令和6年(2024年)4月
問32 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問2)
問題文

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
クレーン・デリック運転士試験 令和6年(2024年)4月 問32(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

- 147N
- 294N
- 441N
- 735N
- 980N
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
つり合う時の支える力に関する問題です。
この問題は公式を知らないと解けませんが、公式さえ知っていればすぐに解けるので、しっかり覚えておきましょう。
左右がつり合っている事から
1×W=1.5×30
が成り立ちます。
したがってW=45kgとなるので、Fに掛かる質量は45+30=75kgとなります。
最後にFに掛かる力は75×9.8=735Nとなります。
力を求める公式や加速度に関する問題は、ほぼ毎回出題されるので、しっかり理解しておきましょう。
参考になった数1
この解説の修正を提案する
02
この問題は「モーメントのつり合い(力のモーメント)」に関する知識を問うものです。
テコや天びんなどの構造では回転の中心(支点)に対するモーメント(回転させる力の大きさ)
がつり合っていなければ物体は回転してしまいます。
この問題では左右に異なる重さが吊り下げられている場合のつり合いの条件を使って(F)を求めます。
基本情報
・右側の重り:30kg、重力:30×9.8=294N
・左側の重り:W(N)
・支点からの距離
左側のWまでの距離=1.0m
右側の294Nまでの距離=1.5m
モーメントのつり合い
支点に対して時計回りのモーメント=反時計回りのモーメントになるとき
棒はつり合っています。
したがって以下の式が成り立ちます。
W=294×1.5
よって
W=294×1.5=441N
これが左の荷重Wの重さです。
支点にかかるFの求め方
支点にかかるFは支えてる全体の重さの合計になります。
F=W+294=441+294=735N
支点にかかる力を求めるには吊り下げられている全ての力の合計を取る必要があります。
これらの考え方は構造設計、安全荷重の確認など現場でも頻繁に用いられる力学の基本です。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問31)へ
令和6年(2024年)4月 問題一覧
次の問題(問33)へ