クレーン・デリック運転士 過去問
令和6年(2024年)4月
問21 (原動機及び電気に関する知識 問1)
問題文
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問題
クレーン・デリック運転士試験 令和6年(2024年)4月 問21(原動機及び電気に関する知識 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- 交流は、電流及び電圧の大きさ並びにそれらの方向が周期的に変化する。
- 直流はAC、交流はDCと表される。
- 直流は、変圧器によって容易に電圧を変えることができる。
- 電力として工場の動力用に配電される交流は、地域によらず、60Hzの周波数で供給されている。
- 交流用の電圧計や電流計の計測値は、電圧や電流の最大値を示している。
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この過去問の解説 (2件)
01
電気に関する問題です。
電気工事士の試験内容と似ていますが、この問題は基礎的な内容なので、確実に押さえておきましょう。
正しい記述です。
交流は、電流及び電圧の大きさ並びにそれらの方向が周期的に変化します。ちなみに直流は変化しません。
記述が逆になっており、直流はDC、交流はACとなります。
直流は、変圧器によって容易に電圧を変えることができません。変換できるのは交流のみです。
電力として配電される交流は、東日本で50Hz、西日本で60Hzとなっています。
工場も家庭用も同じ周波数です。
交流用の電圧計や電流計の計測値は、電圧や電流の最大値ではなく実効値を示しています。
直流と交流の違いなど、全体的に中学生レベルの内容なので、忘れないようにしておきましょう。
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02
この問題では電気の基礎知識
(直流と交流の特徴や電気計測の基本)について問われています。
工場や作業場では電力の取り扱いが労働安全と直結するため
電気の種類や性質の正しい理解が不可決です。
とくに「直流(DC)」と「交流(AC)」の違いや電圧・電流の測定方法はよく出る問題です。
正しい記述です。
交流(AC)は時間の経過とともに電流と電圧の向き・大きさが周期的に変化します。
日本では50Hzまたは60Hzが用いられ
1秒間に50回または60回のサイクルで変化します。
誤った記述です。
直流はDC、交流はACと表します。
記述が逆になっているので誤りです。
誤った記述です。
直流は変圧器(トランス)で電圧を容易に変えることはできません。
変圧器は交流の電圧を変える機器であり直流には使えません。
誤った記述です。
日本では東日本は50Hz、西日本は60Hzというふうに
地域によって周波数が異なります。全国一律ではありません。
誤った記述です。
交流用の電圧計や電流計が表示するのは実効値(RMS値)です。
最大値(ピーク値)ではありません。
この問題では電気の基本的な性質を正しく理解しているかどうかが問われています。
とくに直流と交流の違いや測定器が表示する「実効値」と「最大値」の区別は重要です。
工場などで電気を安全に扱うためには、こうした電気の基本特性を正確に把握しておくことが不可欠です。
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