クレーン・デリック運転士 過去問
令和2年(2020年)10月
問39 (クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問39)

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問題

クレーン・デリック運転士試験 令和2年(2020年)10月 問39(クレーンの運転のために必要な力学に関する知識 問39) (訂正依頼・報告はこちら)

天井から垂直につるした直径2cmの丸棒の先端に質量200kgの荷をつり下げるとき、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いものは( 1 )~( 5 )のうちどれか。
ただし、重力の加速度は9.8m/s2とし、丸棒の質量は考えないものとする。
  • 2 N/mm2
  • 3 N/mm2
  • 6 N/mm2
  • 8 N/mm2
  • 9 N/mm2

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。

引張応力の計算式は、

部材に作用する引張荷重(N)÷部材の断面積(㎟)

です。

部材に作用する引張荷重(N)を求めます。

200㎏×9.8m/s²=1960N

直径2cmの丸棒の断面積を求めます。

10㎜×10㎜×3.14=314㎟

公式にあてはめます。

1960N÷314㎟=6.24N/mm²

よって、答えは6N/mm²となります。

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02

引張応力に関する問題です。

この問題では引張応力の公式と断面積の公式も知っておく必要があります。

選択肢3. 6 N/mm2

引張応力は引張荷重÷断面積で求めます。

それぞれ代入すると

(200×9.8)÷(10×10×3.14)=約6N/mm2となります。

まとめ

断面積の公式は半径×半径なので、直径と間違えないようにしましょう。

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03

応力=荷重÷断面積(m㎡)で求められます。

早速見ていきましょう。

選択肢3. 6 N/mm2

正解は6 N/mm2になります。

応力=荷重÷断面積(m㎡)に当てはめてみますと

応力=(200×9.8)÷(10×10×3.14)

  =6.24  となります。

まとめ

荷重の単位はN、断面積の単位はm㎡ということを間違えないように気を付けましょう。

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