クレーン・デリック運転士 過去問
平成30年(2018年)10月
問1 (クレーン及びデリックに関する知識 問1)
問題文
ただし、歯車A、B、C及びDの歯数は、それぞれ16、64、25及び125とし、BとCの歯車は同じ軸に固定されているものとする。

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問題
クレーン・デリック運転士試験 平成30年(2018年)10月 問1(クレーン及びデリックに関する知識 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
ただし、歯車A、B、C及びDの歯数は、それぞれ16、64、25及び125とし、BとCの歯車は同じ軸に固定されているものとする。

- 80rpm
- 100rpm
- 160rpm
- 200rpm
- 240rpm
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この過去問の解説 (3件)
01
2段減速の速度伝達比=(Bの歯数÷Aの歯数)×(Dの歯数÷Cの歯数)
=(64÷16)×(125÷25)=20
電動機の回転数=1,600rpm÷20=80rpm
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02
機械の心臓部とも言える歯車機構。異なる大きさの歯車が連動することで、回転運動は増幅されたり、減速されたりします。今回の問題では、電動機の回転が複数の歯車を介してどのように伝達していくのかを探ります。それぞれの歯車の歯数と、最初の歯車の回転数から、最終的な歯車の回転数を導き出しましょう。
2段減速の速度伝達比=(Bの歯数÷Aの歯数)×(Dの歯数÷Cの歯数)
=(64÷16)×(125÷25)=20
電動機の回転数=1,600rpm÷20=80rpm
したがって、歯車Dの回転数は 80 rpm です。
このように、歯車の組み合わせによって、動力の伝達と回転数の制御が行われていることが分かりました。歯数比を理解することで、複雑な機械の動きも紐解くことができるのですね。今回の問題を通して、歯車機構の基本的な原理をしっかりと押さえていただけたことと思います。
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03
この問題は2段減速の速度伝達比の公式を覚えておく必要があります。公式以外に、歯車がどのように干渉しているかも確認しながら解いていきましょう。
Aを軸にBの歯車とCを軸にDの歯車が回転するので速度伝達比は64(B)÷16(A)×125(D)÷25(B)=20となり、毎分1,200回転なので、1,200÷20=80rpmとなるのでこの選択肢が正しいです。最後に回転数を速度伝達比で割るのを忘れないようにしましょう。
一見難しそうに感じる問題ですが、どの歯車が軸になって動いているかを理解出来ればすぐに解く事が出来ます。まずは公式をしっかり覚えておきましょう。
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