クレーン・デリック運転士 過去問
平成29年（2017年）10月
問11 (関係法令 問11)
問題文
建設物の内部に設置する走行クレーンに関し、法令上、違反とならないものは次のうちどれか。
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問題
クレーン・デリック運転士試験 平成29年（2017年）10月 問11（関係法令 問11） （訂正依頼・報告はこちら）
建設物の内部に設置する走行クレーンに関し、法令上、違反とならないものは次のうちどれか。
- 走行クレーンと建設物との間の歩道の幅を、柱に接する部分は0.4mとし、それ以外の部分は0.5mとしている。
- クレーンの運転室の端から墜落するおそれがあるため、当該運転室の端と運転室に通ずる歩道の端との間隔を0.4mとしている。
- クレーンガーダに歩道を有しないクレーンの集電装置の部分を除いた最高部とその上方にある建設物のはりとの間隔を0.3mとしている。
- クレーンガーダの歩道と当該歩道の上方にある建設物のはりとの間隔が1.7mであるため、歩道からの高さが1.4mの天がいを設けている。
- クレーンのクラブトロリの最高部とはり下に設置された照明との間隔が0.3mであるため、クレーンガーダの歩道と建設物のはりとの間隔を1.5mとしている。
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この過去問の解説 （3件）
01
走行クレーンと建設物との間の歩道の幅を、柱に接する部分は0.4mとし、それ以外の部分は0.6mとしています。
2.誤りです。
クレーンの運転室の端から墜落するおそれがあるため、当該運転室の端と運転室に通ずる歩道の端との間隔を0.3mとしています。
3.正しいです。
クレーンガーダに歩道を有しないクレーンの集電装置の部分を除いた最高部とその上方にある建設物のはりとの間隔を0.3mとしています。
4.誤りです。
クレーンガーダの歩道と当該歩道の上方にある建設物のはりとの間隔が1.7mであれば、歩道からの高さが1.5m以上の天がいを設けなければなりません。
5.誤りです。
クレーンガーダの歩道と建設物のはりとの間隔が1.5mである場合、クレーンのクラブトロリの最高部とはり下に設置された照明との間隔は0.4m以上としなければなりません。
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02
3 .クレーンガーダ及び歩道を有するものは上部の設備との間隔を0.4mと定められていますが、クレーンガーダに歩道を有しないものは0.3mの間隔でも問題ないです。
1 .走行クレーンと建設物との間の歩道の幅は、柱に接する部分は0.4mとすることはできますが、それ以外の部分は0.6m以上とする必要があります。
2 .運転室の端と運転室に通ずる歩道の端との間隔は法令上 0.3m以下とするように定められています。
4 .クレーンガーダの歩道と当該歩道の上方に高さ1.6mの天がいを設けてもかまいません。1.5m以上あけておけば問題ないです。
5 .クレーンのガーダ歩道上面については、建設物等との間隔を1.8m以上あけておく必要があります。
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03
建設物の内部に設置する走行クレーンに関する問題です。
数値の暗記など多いですが、出題される問題はある程度決まっているので、順番に覚えていきましょう。
走行クレーンと建設物との間の歩道の幅を、柱に接する部分は0.4mと定められており、それ以外の部分は0.6ｍ以上必要なので違反となります。
クレーンの運転室の端から墜落するおそれがある場合、当該運転室の端と運転室に通ずる歩道の端との間隔は0.3m以下と定められているので違反です。
正しい記述です。
クレーンガーダに歩道を有しない場合、クレーンの集電装置の部分を除いた最高部とその上方にある建設物のはりとの間隔に制限はありません。逆に歩道を有する場合は0.4ｍ以上必要となります。
クレーンガーダの歩道と当該歩道の上方にある建設物のはりとの間隔が1.7mの場合、歩道からの高さが1.5m以上の天がいを設ける必要があるので違反です。
クレーンのクラブトロリの最高部とはり下に設置された照明との間隔は0.4ｍ以上と定められているので違反となります。
この手の問題は過去問を繰り返し解く事が攻略の近道になるので、何度も解いて覚えて下さい。
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