通関士 過去問
第58回(令和6年)
問19 (通関業法 問19)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

通関士試験 第58回(令和6年) 問19(通関業法 問19) (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述は、通関業者に対する業務改善命令及び通関士に対する懲戒処分に関するものであるが、( ニ )に入れるべき最も適切な語句を下の選択肢から選びなさい。

1  財務大臣は、通関業の適正な遂行のために必要があると認めるときは、その必要の限度において、通関業者に対し、その( イ )の改善に必要な措置をとるべきことを命ずることができる。
2  財務大臣は、通関業法第33条の2(業務改善命令)の規定により通関業者に対して業務改善命令を行うこととしたときは、( ロ )、改善のため必要な( ハ )を明記した書面をもって通関業者に通知することとされている。
3  財務大臣は、通関士が通関業法又は関税法その他関税に関する法令の規定に違反したときは、その通関士に対し、( ニ )し、1年以内の期間を定めてその者が通関業務に従事することを停止し、又は( ホ )その者が通関業務に従事することを禁止することができる。
  • 2年以内の期間を定めて
  • 2年間
  • 3年以内の期間を定めて
  • 戒告
  • 改善すべき事項
  • 期限
  • 業務の運営
  • 業務の計画
  • 業務の方法
  • 経営の基礎に係る改善事項
  • 催告
  • 条件
  • 通告
  • 法令遵守規則に係る改善事項
  • 理由

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

(ニ)に入る最も適切な語句は 戒告 です。

選択肢4. 戒告

通関業法第35条第1項(通関士に対する懲戒処分)は、違反した通関士に対して

1.戒告 し、

2.1年以内の期間を定めて 通関業務への従事を停止し、

3.2年以内の期間を定めて 通関業務への従事を禁止できる

と規定しています。したがって、(ニ)に入るのは、戒告です。

まとめ

通関士が法令違反をすると、財務大臣は

1.戒告

2.1年以内の業務停止

3.2年以内の業務禁止

という段階的な懲戒処分を科すことができます。

条文は必ず「戒告し、…停止し、又は…禁止」と並べるので、空欄(ニ)には戒告が入ると覚えておくと、同種の空所補充問題を確実に解けます。

参考になった数0