登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問108 (医薬品の適正使用と安全対策 問8)
問題文
一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」と記載することとされている医薬品成分等と基礎疾患等の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。
a マオウ ――― 貧血
b アセトアミノフェン ――― 胃・十二指腸潰瘍
c メチルエフェドリン塩酸塩 ――― 糖尿病
d エテンザミド ――― 腎臓病
a マオウ ――― 貧血
b アセトアミノフェン ――― 胃・十二指腸潰瘍
c メチルエフェドリン塩酸塩 ――― 糖尿病
d エテンザミド ――― 腎臓病
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問108(医薬品の適正使用と安全対策 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
一般用医薬品の添付文書等の「相談すること」の項目中に「次の診断を受けた人」と記載することとされている医薬品成分等と基礎疾患等の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。
a マオウ ――― 貧血
b アセトアミノフェン ――― 胃・十二指腸潰瘍
c メチルエフェドリン塩酸塩 ――― 糖尿病
d エテンザミド ――― 腎臓病
a マオウ ――― 貧血
b アセトアミノフェン ――― 胃・十二指腸潰瘍
c メチルエフェドリン塩酸塩 ――― 糖尿病
d エテンザミド ――― 腎臓病
- a:正 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:正 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
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この過去問の解説 (2件)
01
「次の診断を受けた人は相談すること」に関する
気をつけるべき医薬品成分と基礎疾患の組み合わせ問題です。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.誤りです。
マオウで相談すべき基礎疾患は
「甲状腺機能障害」「甲状腺機能亢進症」です。
甲状腺機能障害や甲状腺機能亢進症の主症状は、
交感神経系の緊張等によってもたらされます。
マオウは、交感神経系を興奮させる成分のため、
症状を悪化させるおそれがあります。
b.正しい組み合わせです。
胃・十二指腸潰瘍を悪化させるおそれがあります。
c.正しい組み合わせです。
メチルエフェドリン塩酸塩には肝臓でグリコーゲンを分解して
血糖値を上昇させる作用があります。
そのため、糖尿病の症状を悪化させるおそれがあります。
d.正しい組み合わせです。
エテンザミドには、むくみや循環体液量の増加が起こり、
腎臓病を悪化させるおそれがあります。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しいです。冒頭を参照ください。
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02
a(誤)
マオウ(麻黄)は、エフェドリンなどの成分を含み、交感神経を刺激して血圧を上昇させる作用があります。
高血圧や心臓病の人は注意が必要だが、貧血との関連は特に指摘されていません。
b(正)
アセトアミノフェンは、解熱鎮痛成分であり、他の鎮痛薬に比べて胃にやさしいとされます。
しかし、長期使用や過剰摂取では胃腸に負担をかける可能性があり、特に胃・十二指腸潰瘍のある人は慎重に使用する必要があります。
このため、「相談すること」に含まれます。
c(正)
メチルエフェドリン塩酸塩は、気管支を広げる作用があり、咳止めなどに使われるが、交感神経を刺激する作用もあります。
糖尿病の人は血糖値の上昇を招く可能性があるため、使用に注意が必要とされます。
d(正)
エテンザミドは、鎮痛作用を持つ成分だが、腎臓に負担をかけることがあります。
腎臓病の人では、腎機能をさらに悪化させる可能性があるため、注意が必要です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:正 d:正が正解です。
正しい選択肢です。
a:誤 b:正 c:正 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:正 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:正 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:誤 b:正 c:正 d:正が正解です。
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