登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問71 (主な医薬品とその作用 問11)

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問題

登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問71(主な医薬品とその作用 問11) (訂正依頼・報告はこちら)

口腔(くう)咽喉薬・うがい薬(含嗽(そう)薬)及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  駆風解毒湯(くふうげどくとう)は、体力に関わらず使用でき、喉が腫れて痛む扁(へん)桃炎、扁桃周囲炎に適すとされる。
b  噴射式の液剤では、息を吐いたり、声を出しながら噴射すると、有効成分が口腔(くう)内や咽頭部に行き渡らないおそれがあるため、息を吸いながら噴射することが望ましい。
c  アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、口腔(くう)内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させたり、その増殖を抑えることを目的として、用いられる。
d  クロルヘキシジングルコン酸塩が配合された含嗽(そう)薬については、口腔(くう)内に傷やひどいただれのある人では、強い刺激を生じるおそれがあるため、使用を避ける必要がある。
  • a:正  b:誤  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:誤  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:誤  b:正  c:誤  d:誤

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この過去問の解説 (2件)

01

a(正)
駆風解毒湯(くふうげどくとう)は、体力に関係なく使用できるとされており、喉の腫れや痛み(扁桃炎や扁桃周囲炎)に適するとされています。この記述は正しいです。

 

b(誤)
噴射式の液剤を使用する際、息を吸いながら噴射すると、薬剤が気道に入る可能性があり危険です

正しい使い方は、息を止めた状態で噴射することです。

「息を吸いながら噴射するのが望ましい」という記述は誤りです。

 

c(誤)
アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は、炎症を抑える作用はあるが、細菌を死滅させたり増殖を抑える殺菌作用はありません。この記述は誤りです。

 

d(正)
クロルヘキシジングルコン酸塩を含む含嗽(がんそう)薬は、強い殺菌作用があるため、口の中に傷やひどいただれがある人では刺激が強くなりすぎるおそれがあります

そのため、使用を避ける必要があります。

この記述は正しいです。

選択肢1. a:正  b:誤  c:誤  d:正

正しい選択肢です。

正解は「a:正 b:誤 c:誤 d:正」です。

選択肢2. a:誤  b:正  c:誤  d:正

誤った選択肢です。

正解は「a:正 b:誤 c:誤 d:正」です。

選択肢3. a:誤  b:誤  c:正  d:誤

誤った選択肢です。

正解は「a:正 b:誤 c:誤 d:正」です。

選択肢4. a:正  b:誤  c:正  d:誤

誤った選択肢です。

正解は「a:正 b:誤 c:誤 d:正」です。

選択肢5. a:誤  b:正  c:誤  d:誤

誤った選択肢です。

正解は「a:正 b:誤 c:誤 d:正」です。

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02

この問題は「口腔咽喉薬、含嗽薬」についての問題です。

 

a:正しい

駆風解毒湯について正しい内容です。

体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人では、食欲不振、胃部不快感などの副作用が現れやすいので不適とされています。

 

b:誤り

噴射式の液剤は、息を吸いながら噴射すると気管支や肺に入ってしまうため望ましくありません。気管支や肺に入らないよう、軽く息を吐きながら噴射することが適切です。

 

c:誤り

アズレンスルホン酸ナトリウムは組織修復成分です。

炎症を生じた粘膜組織の修復を促します。

選択肢の内容は殺菌消毒成分の説明です。

 

d:正しい

クロルヘキシジングルコン酸塩について正しい内容です。

選択肢1. a:正  b:誤  c:誤  d:正

正しい選択肢です。

選択肢2. a:誤  b:正  c:誤  d:正

誤りです。

選択肢3. a:誤  b:誤  c:正  d:誤

誤りです。

選択肢4. a:正  b:誤  c:正  d:誤

誤りです。

選択肢5. a:誤  b:正  c:誤  d:誤

誤りです。

まとめ

この解説は厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」を参考にして作成しています。

登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html

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