社会福祉士 過去問
第36回(令和5年度)
問7 (人体の構造と機能及び疾病 問7)
問題文
廃用症候群に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
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問題
社会福祉士試験 第36回(令和5年度) 問7(人体の構造と機能及び疾病 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
廃用症候群に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
- 若年者にも生じる。
- 数日間の安静では、筋力低下は起こらない。
- 長期臥床(がしょう)により筋肉量が増加する。
- 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は安静臥床により改善する。
- 予防することはできない。
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この過去問の解説 (3件)
01
廃用症候群とは、病気やけがで安静にすることによって体を動かすことがなくなって、体や精神に不都合な変化が起こることをいいます。主な症状を整理しておきましょう。
廃用症候群は、活動が不活発になることで発生し、若年者にも起こり得ます。
わずか数日間の安静であっても、筋力低下が生じます。
長期臥床は筋肉量を減少させます。
骨粗鬆症は、安静臥床で悪化します。骨はある程度の負荷により強くなっていきます。
適度な運動で廃用症候群は予防可能で、端坐位でも効果が認められます。
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02
廃用症候群とは、長期臥床などにより活動性が低下した状態によって起こります。身体機能が衰え、心身の様々な機能が低下してしまいます。
〇
高齢者に起こりやすいですが、若年者も生じます。
×
絶対安静の状態では、1日に1~3%、1週間で10~15%、3~5週間で50%まで筋力は低下します。
×
臥床では筋肉量は低下します。
×
骨粗鬆症を進行させる原因となります。
×
2時間以上、同じ姿勢で寝ないことや座位時間を増やしたり、ベッド上で上肢や下肢を動かす運動を行うことで予防できます。
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03
廃用症候群は、安静状態が続くことにより筋力の低下などが起こります。例えば、骨折で入院し安静状態でいると、筋力の低下などが起こるため、早期離床や早期リハビリが重要となります。
適切です。記述の通りです。
不適切です。数日間の安静でも、筋力低下が起こるため注意が必要です。
不適切です。筋肉量は低下します。
不適切です。安静臥床により悪化するため、適度な運動が重要です。
不適切です。運動や食事で予防することが可能です。
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