大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問70 (政治・経済(第1問) 問7)

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問題

大学入学共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問70(政治・経済(第1問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

生徒X,生徒Y,生徒Zの将来の夢の実現に向けた活動が、テレビ局の番組で取り上げられた。次のメモは、番組の司会者Jが、生徒たちの夢と活動内容をまとめたものである。これに関して、後の問いに答えよ。

Xさん
*ジャーナリストになりたい!
a 国民の政治参加に注目し、b 日本の国政選挙について調べた。
*地元のc 国会議員にインタビューした。
Yさん
*CEO(最高経営責任者)になりたい!
*インターンシップに参加し、d 経済のグローバル化を学んだ。
e 外国為替レートの変動や、f 価格の変動要因について調べた。
Zさん
*国連(国際連合)の職員になって、世界の平和に貢献したい!
*さまざまなg 平和をめざした思想について調べた。
*国家を超えた統合をめざすh EU(欧州連合)について調べた。

次に、生徒Zの活動に話題が移った。司会者Jが、下線部gについて、Zに話を聞いている。次の会話文中の空欄(ア)には後の人名aかb、空欄(イ)には後の語句cかd、空欄空欄(ウ)には後の記述eかfのいずれかが当てはまる。空欄ア~ウに当てはまるものの組合せとして最も適当なものを、後の回答選択肢のうちから一つ選べ。

J:平和をめざした思想には、どのようなものがあるのですか。
Z:たとえば、18世紀に( ア )が著した『永久平和のために(永遠平和のために)』があります。その本では、平和のために諸国家による連合を設立する必要があると説かれていて、興味深かったです。
J:連合といえば、今は国連がありますよね。もちろん、当時と今とでは国際社会の状況が変わっているので、言葉の意味も異なるのでしょうね。
Z:そうですね。また、今日国連があるからといって、平和の実現に向けた課題が解決したわけではありません。
J:国連加盟国に対する武力攻撃が発生しても、安保理(安全保障理事会)が常任理事国間の利害対立によって機能不全に陥り、十分な役割を果たすことができないということが、先日ニュースでも取り上げられていましたよね。
Z:はい。安保理は、( イ )については九つの理事国の賛成で決定できますが、それ以外の決定にはすべての常任理事国を含む九つの理事国の賛成が必要です。このため、安保理は機能不全に陥ることがあります。そのような場合には、たとえば、( ウ )。

アに当てはまる人名
a  グロティウス(グロチウス)
b  カント

イに当てはまる語句
c  手続事項
d  実質事項

ウに当てはまる記述
e  朝鮮戦争をきっかけとして採択された「平和のための結集」決議によれば、緊急特別総会での3分の2以上の加盟国の賛成によって、総会は平和維持のために必要な措置をとるよう勧告することができます
f  国際連合憲章によれば、加盟国は自国への武力攻撃がなくとも個別的自衛権の行使によって、他の加盟国に対する武力攻撃を実力で阻止することができます
  • ア ― a  イ ― c  ウ ― e
  • ア ― a  イ ― c  ウ ― f
  • ア ― a  イ ― d  ウ ― e
  • ア ― a  イ ― d  ウ ― f
  • ア ― b  イ ― c  ウ ― e
  • ア ― b  イ ― c  ウ ― f
  • ア ― b  イ ― d  ウ ― e
  • ア ― b  イ ― d  ウ ― f

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