大学入学共通テスト(公民) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問8 (現代社会(第2問) 問1)
問題文
場面Ⅰ
ヤマダ:面白かったね。私たちと同世代のa青年が、年齢も職業も異なるタイプの役を上手に演じていてすごかった。
サトウ:本当だね。近くの市でこんなに素敵な演劇を見ることができて良かったよ。
ヤマダ:サトウさんと演劇を何度か見に行くうちに、人のbパーソナリティに興味をもつようになって、大学に入ったら心理学の勉強をしたいと思っているんだ。帰ったらパーソナリティについて調べてみるよ。
サトウ:そうなんだ。私は、地域の課題解決に関わる仕事に就きたいから、劇団の主宰者の方の話は勉強になった。インタビュー資料があるみたいだから調べてみる。
下線部aに関して、青年期の特徴を説明した記述として最も適当なものを、次の回答選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(公民)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問8(現代社会(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
場面Ⅰ
ヤマダ:面白かったね。私たちと同世代のa青年が、年齢も職業も異なるタイプの役を上手に演じていてすごかった。
サトウ:本当だね。近くの市でこんなに素敵な演劇を見ることができて良かったよ。
ヤマダ:サトウさんと演劇を何度か見に行くうちに、人のbパーソナリティに興味をもつようになって、大学に入ったら心理学の勉強をしたいと思っているんだ。帰ったらパーソナリティについて調べてみるよ。
サトウ:そうなんだ。私は、地域の課題解決に関わる仕事に就きたいから、劇団の主宰者の方の話は勉強になった。インタビュー資料があるみたいだから調べてみる。
下線部aに関して、青年期の特徴を説明した記述として最も適当なものを、次の回答選択肢のうちから一つ選べ。
- 青年期の初め頃において、身体が性的に成熟し大人になっていくことは、第一次性徴と呼ばれる。
- エリクソンは、青年が自分であることに確信がもてず、多様な自己を統合できないでいる混乱した状態を、モラトリアムと呼んだ。
- 青年が、親や年長者の価値観を拒否したり、社会的権威に抗したりすることは、第一反抗期と呼ばれる。
- レヴィンは、子ども集団にも大人集団にも属しながら、どちらの集団にも所属意識をもてない青年を境界人(マージナル・マン)と呼んだ。
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この過去問の解説 (1件)
01
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境界人(マージナル・マン)とは、レヴィンはが子どもの集団にも大人の集団にもどちらの集団にも属さない青年を境界人(マージナル・マン)と呼びました。
第一次性徴とは、身体的な性別を決定する男女の性差になります。
第二次性徴とは、青年期の初め頃において、身体が性的に成熟し大人になっていくことをいいます。
アイデンティティの拡散とは、自分自身が一体どのような人物なのか、社会においてどのような役割を持つ人物なのかをはっきりさせることができない状態をいいます。
モラトリアムとは、エリクソンが提唱した概念であり、青年期において自分自身の方向性を見出し成人期に移行する猶予期間をいいます。
第一次反抗期とは、一歳半から三歳ごろに見られる反抗期をいいます。
第二次反抗期とは、青年が、親や年長者の価値観を拒否したり、社会的権威に抗したりする反抗期をいいます。
不適切
第一次性徴とは、身体的な性別を決定する男女の性差になります。
第二次性徴とは、青年期の初め頃において、身体が性的に成熟し大人になっていくことをいいます。
不適切
アイデンティティの拡散とは、自分自身が一体どのような人物なのか、社会においてどのような役割を持つ人物なのかをはっきりさせることができない状態をいいます。
モラトリアムとは、エリクソンが提唱した概念であり、青年期において自分自身の方向性を見出し成人期に移行する猶予期間をいいます。
不適切
第一次反抗期とは、一歳半から三歳ごろに見られる反抗期をいいます。
第二次反抗期とは、青年が、親や年長者の価値観を拒否したり、社会的権威に抗したりする反抗期をいいます。
適切
境界人(マージナル・マン)とは、レヴィンはが子どもの集団にも大人の集団にもどちらの集団にも属さない青年を境界人(マージナル・マン)と呼びました。
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