2級建築施工管理技士 過去問
令和5年(2023年)後期
問10 (1 問10)

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問題

2級建築施工管理技士試験 令和5年(2023年)後期 問10(1 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

図に示す片持梁ABのCD間に等分布荷重wが作用したときの曲げモーメント図として、正しいものはどれか。ただし、曲げモーメントは材の引張側に描くものとする。
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この過去問の解説 (3件)

01

片持ち梁の反力の求める問題です。

片持ち梁は鉛直方向のどちらか片方のみの力が加わった場合、固定されている点が一番大きく力がかかり、先端に向かって反力が小さくなっていく形をしています。

選択肢1. 解答選択肢の画像

このモーメント図は片持ち梁で二か所に力が加わった際に見られます。

設問では等分布荷重が中心にかかっているため誤りです。

選択肢2. 解答選択肢の画像

この図は鉛直方向で上からも下からも力が加わった際にみられるモーメント図です。

選択肢3. 解答選択肢の画像

このモーメント図は片持ち梁では見られません。

選択肢4. 解答選択肢の画像

真ん中にかかる等分布荷重と曲げモーメントの形をみるとこのモーメント図が正解です。

まとめ

モーメント図は各種静定構造の例を覚えることでかなり正解率を上げることができます。

参考になった数31

02

片持ち梁は、一端が固定され、もう一端が自由になっている梁のことです。

選択肢1. 解答選択肢の画像

誤った選択肢です。

 

モーメント図上で屈折している箇所がある場合は、二点に荷重がかかっていることが読み取れます。

 

選択肢2. 解答選択肢の画像

誤った選択肢です。

 

鉛直方向で上からも下からも力が加わった際にみられるモーメント図です。

選択肢3. 解答選択肢の画像

誤った選択肢です。

 

片持ち梁のモーメント図は固定部にモーメント力が発生します。

選択肢4. 解答選択肢の画像

正しい選択肢です。

 

等分布荷重と曲げモーメントの形をみるとこのモーメント図が正解です。

まとめ

力の加わり方をイメージして解答しましょう!

参考になった数9

03

片持ち梁の反力を求める問題です。

選択肢1. 解答選択肢の画像

不適当です。

屈折している場合、片持ち梁に二か所で荷重が加わっています。

選択肢2. 解答選択肢の画像

不適当です。

この図は鉛直方向に上下から力が加わった場合のものです。

選択肢3. 解答選択肢の画像

不適当です。

片持ち梁のモーメント図ではありません。

選択肢4. 解答選択肢の画像

適当です。

A-C点は力がかかっていないため、0

C-D点は等分布荷重であるため、中央部分は曲線となり

D-B点には荷重がかかっていないため直線となる。

よって上記のような図になります。

 

まとめ

実際にどのような形で曲がるのかイメージできるといいです。

参考になった数8